佐々木朗希投手、プロ初のシート打撃で160キロ2球、3人から2K

千葉ロッテルーキーニュース

千葉ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手は、この日行われたZOZOマリンで行われたシート打撃に、プロ初となるの登板を果たした。

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ストレート8球すべて155キロ超

本拠地となるマウンドに登った佐々木朗希投手は投球練習を行うと、初めてプロのバッターを打席に迎えての投球を行った。

打席には外野手の一角としてポジション獲得を目指す菅野剛士選手が入ると、初球、ボールとなったがいきなり156キロの真っすぐを投げた。2球目も156キロでボールとなり、3球目は157キロでファウルを打たせた。しかし、4球連続で投げた真っすぐは、157キロを記録したものの、ライトスタンドに運ばれた。

しかしホームランに驚くことはなく、「過去に対戦した中で、おそらく一番レベルが高かったので気持ちが入りました」と話すと、2人目となる藤岡裕大選手に、初球で160キロを記録し、ストライクを奪った。

そして2球目には初めての変化球となるフォークを投げると143キロで沈み、藤岡選手も空振りをした。そして3球目には再び160キロのストレートを投じ、空振りを奪って三振に取った。

3人目は同じルーキーの福田光輝選手、春のオープン戦ではホームランを量産するなど力のある打撃を評価されている。この福田選手には初球に146キロのフォークで空振りを奪うと、2球目には142キロのフォークをファウルされる。すると3球目には155キロのストレートを投げボールとなったものの、4球目に155キロのストレートで空振り三振を奪った。

登板後に佐々木投手は「スピードよりも空振りを奪えたことに喜びを感じました」と2つの三振ともストレートの空振りで奪ったことを喜んだ。また2つの空振りを奪ったフォークについても「変化球の精度が上がった」と喜んだ。

開幕1軍へ

この投球に吉井コーチは「実戦形式が初めての高卒投手とは思えない。スピードもコントロールも」と話し、ストレートと変化球でストライクを奪う投球を絶賛した。

今後、5月30日、31日に行われる紅白戦で実戦デビュー、6月2日から始まる練習試合に登板を経て、6月19日の開幕1軍を目指す。

長い間延期となったプロ野球に、再び勢いをつけてくれる事になりそうだ。個人的にはオリックスのジョーンズ選手との対戦を楽しみにしている。

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