ヤクルトドラフト3位ルーキー・蔵本治孝投手、独特なフォームから伸びてくる球

東京ヤクルトルーキーニュース

東京ヤクルトのドラフト3位ルーキー・蔵本治孝投手(岡山商大)がブルペンで投球を見せると、田畑投手コーチも独特なフォームから伸びてくる球に高い評価を見せた。

手投げフォーム

蔵本治孝投手は185cm95kgの身体があり、横浜ベイスターズでリリーフとして活躍した佐々木主浩投手のような構えからテイクバックをを見せる。しかし、その後、体を思い切り使わずに腕の振りが遅く、まるで手投げのようになる。それでもそこから153キロの速球が出て、バッターも差し込まれる。

クセのある独特な投げ方からの伸びてくるボールに、視察した田畑1軍投手コーチは、「腕の振りが遅いのに、ボールが強い。言い方は変かもしれないがマイコラスみたい。人と違うものを持っているのはいいこと」と話して評価すると、蔵本投手も「久しぶりに投げたけど、思ったより衰えてなくて良かった」と話し、ある程度納得のいく球が投げられたと感想を述べた。

かつてリリーフエースの高津投手がつけていた背番号22を背負い、すでに1軍キャンプスタートが内定しているという蔵本投手、非常に高い期待を背負っている。投げる球が高めに行く事が多く、シュート回転する球がプロのバッターに通用するかどうか、2月15日の韓国・ハンファ戦を皮切りにプロとの対戦が始まり、そこから真価が問われる事になる。

高校時代は外野手で1軍ベンチにも入れなかった蔵本選手、大学で独学で学んだフォームでドラフト3位でプロ入りした。その独学のフォームでプロのバッターもなぎ倒したい。

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一目でクセが凄いと分かる。力感のないフォームから腕が遅れて出てくると、球筋は重く鋭く伸びた。うなずきながら蔵本を見守った1軍の田畑投手コーチが解説した。

 「腕の振りが遅いのに、ボールが強い。言い方は変かもしれないが(前巨人の)マイコラスみたい。人と違うものを持っているのはいいこと」

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