日本生命の150キロ右腕・阿部翔太投手が、都市対抗近畿2次予選の新日鐵住金広畑戦で、10回を一人で投げぬき1失点に抑えて完投勝利を挙げた。
肩痛から復活
阿部翔太投手は酒田南出身で、高校時代は捕手としてプレーしていた。その後、成美大(現福知山公立大)に進むと投手に転向し、150キロを記録する投手となり注目された。卒業すると名門・日本生命に進んだが、右肩痛を発症し、2015年、2016年は都市対抗予選での登板は無かった。
この日は都市対抗予選初先発となったが、延長10回まで一人で投げぬき、5安打12奪三振1失点と素晴らしい投球を見せた。「勝てて良かった。7回に同点に追いついてくれて火が付いた」と阿部投手は話した。
複数球団視察
この150キロ右腕に、この日は阪神、巨人など複数球団が視察に訪れ、12奪三振の快投を見守った。このまま順調に投げ続けられれば、ドラフト会議での指名の可能性はかなり高い選手だと思う。
都市対抗本選でもいずれの形でも登板する可能性が高い投手で、本選で好投を見せればドラフト上位に入ってくる可能性もある。社会人屈指の速球派右腕に注目したい。
15年の入社後に右肩を痛めており、都市対抗予選は初登板初先発。阪神、巨人など複数球団が視察する前で、10回5安打1失点で12三振を奪った。「勝ててよかった。七回に同点に追い付いてくれて火が付いた」と振り返った。
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