152キロ左腕、富士大・佐々木健投手がNTT東日本で2年後プロ入り目指す

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昨年のドラフト会議で180cmから最速152キロの速球を投げる左腕投手と注目された富士大・佐々木健投手が、NTT東日本から2年後のプロ入りを誓った。

3年生で結果出ず

152キロの速球を投げる180cmの本格派左腕、富士大の佐々木健投手は、プロ志望届を提出すればドラフト会議で指名される可能性が高かったとみられる。4年生だった昨年は春に3勝、秋に5勝を挙げ、鈴木翔天投手(東北楽天ドラフト8位)に代わってエースとしての投球を見せていた。

しかし、「勝負と思った3年生で結果が出なかった」と話し、プロ志望届の提出を見送った。3年時は春は登板なし、秋は4試合わずか7イニングの登板に終わっていた。そして、社会人野球に目を向けた左腕にはNTT東日本から声がかかり、「都市対抗優勝をテレビで見ていたチームから話をいただき、鳥肌が立った」と入社を決めた。

昨年7月の都市対抗を、同じく社会人野球に進む上島迅翔投手、楠研次郎選手、村上英投手などと観戦したといい、「社会人の打者はまぐれでは抑えられない。ゲームメークや制球力は大学と比じゃないし、あの雰囲気で平常心で投げられるのもすごい」と、社会人野球で投げる投手のレベルの高さを感じ取った。

そして佐々木投手は「先発で勝負したい。勝つことが一番のアピール。勝てる投手になる」と話し、「130キロ台をなくし150キロ近い球速をコンスタントに出せるようにする」と目標を立てた。150キロ台のストレートの割合を増やすことができれば、2020年にはドラフト上位候補として注目されることになる。NTT東日本の大型左腕・佐々木投手に注目したい。

2020年度-社会人のドラフト候補リスト
富士大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
NTT東日本のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

昨年はリーグ10連覇の富士大で先発として春3勝、秋5勝。同6月には日米大学野球など、国際大会に出場する大学日本代表候補に名を連ねた。ドラフト会議では上位指名が確実といわれた。だが「勝負と思った3年生で結果が出なかった」とプロ志望届は出さず社会人入りを選択。「都市対抗優勝をテレビで見ていたチームから話をいただき、鳥肌が立った」と縁を感じ、NTT東日本への入社を決めた。

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