ヤクルト、JX-ENEOSの150キロ左腕・藤井聖投手を視察

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東京ヤクルトの斉藤スカウトが、150キロの速球を投げて注目される左腕のJX-ENEOS・藤井聖投手の視察に訪れ、高い評価を示した。

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左ひじ違和感から

藤井聖投手は、東洋大時代に甲斐野、梅津、上茶谷投手と同期で、左から最速150キロの速球を投げ、負けずとも劣らないと評価されていた。

JX-ENEOSに進むと、1年目春の東北大会で7回完封勝利を挙げ、秋には侍ジャパン社会人代表に選出されると、リリーフとして香港戦で2回0安打4奪三振、中国戦で1回ノーヒット3奪三振、韓国戦で2回ノーヒット3奪三振1四球と、3試合5回を投げてノーヒット10奪三振1四球の圧巻のピッチングを見せた。

今年はドラフト上位候補として期待されていたものの、年初に左ひじの違和感が出て、その後、登板ができない状況が続いていた。しかし、新型コロナウイルスによる練習自粛期間中に、リハビリを進め、また梅津投手や甲斐野投手にアドバイスをもらいながら、「肘に負担がかからないようにするためにはどうしたらいいか」というテーマで投球フォームの改造に着手していた。

その結果、「良い同期のおかげで良い感じです。5月からブルペンにも入っている。球質はまだまだだけれど、思ったよりは投げられている」と話し、投球ができるまで回復しているという。

ヤクルト視察

6月3日、その藤井投手などの視察を目的に、解禁後初めてプロのスカウトが視察に訪れた。視察した東京ヤクルトの斉藤スカウトは「やはり左腕で150キロ出せるのはすごい魅力。調子も戻ってきたようだし、順調にいけば上位候補でしょう」と話し、ドラフト上位候補として見ていることを明らかにした。

大久保監督も「藤井は、ほぼ全快に近い。あとは球数を投げたり、変化球の精度を追求していく段階に入りつつある。トレーニングはしっかり積んできているから、そのあたりも成果が出るのでは。」と話し、故障の影響は問題ないと話す。

甲斐野、梅津級の左腕が故障から復活となれば、俄然、注目度は高くなりそうだ。

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1日の解禁後、一番乗りで視察した斉藤スカウトは「やはり左腕で150キロ出せるのはすごい魅力。調子も戻ってきたようだし、順調にいけば上位候補でしょう」と評した。

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