九共大・大瀬良大地投手がオープン戦で150km/h記録し防御率0.78、福岡大・梅野隆太郎捕手も集大成

大瀬良大地, 梅野隆太郎

 九州のドラフト1位候補コンビ、九共大・大瀬良大地投手、福岡大・梅野隆太郎捕手が今日、最後のシーズンを迎える。

 大瀬良大地投手は九共大のエースとして1年生から登板し、3年までは150km/hを越すストレートと鋭いスライダーで29勝1敗の成績を残していた。ドラフトの目玉として注目されてきたが、今春は肩を痛め、肘も万全ではなく3敗を喫した。それでも防御率は0.91、5勝を挙げたのだがチームの連続優勝を途切れさせ、大学選手権に出場する事ができなかった。日米大学野球ではエースを託され初戦で先発したものの、結果を残す事はできず、明大の関谷亮太選手や亜大の3年生・山崎康晃選手の活躍が目立った。

 「どこが悪いのかもわからず自分でもイライラしていた」と話し大学に入って初めてといっても良い悔しさと悩みを経験した。しかしこの夏のオープン戦では防御率0.78を記録し、球速も150km/h台を回復しているという。

ものすごい素質のある投手がプロ入りするわけだが、プロ入り後に必ず挫折を経験する。しかしその挫折から本来の自分を取り戻す事ができるかが、プロで活躍できる投手の条件だと思う。この秋に本来のピッチングを取り戻す事ができれば、それはプロのスカウトにとって大きな評価ポイントとなるだろう。

 日米大学野球では、ボール1個分の制球力を見せてくれた。速球、変化球、それに制球力を併せ持つ数少ない投手はドラフト会議が近づくにつれて、元通りの評価を受けるようになると思う。

 大瀬良大地投手の大学での投手成績

リーグ 試合 投球回 安打 自責点 防御率
10年春 8 5 0 43回 33 3 0.63
10年秋 3 3 0 27回 21 4 1.33
11年春 8 5 1 47回 33 5 0.96
11年秋 6 5 0 43回2/3 26 2 0.41
12年春 7 7 0 59回 43 10 1.53
12年秋 5 4 0 39回2/3 18 2 0.49
13年春 11 5 3 69回1/3 40 7 0.91
合計 48 34 4 325回2/3 214 33 0.91

 

 また福岡大の梅野隆太郎選手も2年生で日本代表入りして、2011年の日米野球では居並ぶ先輩捕手を押しのけてマスクをかぶり、菅野智之投手、藤岡貴裕投手、野村祐輔投手をリードした。そして今年の日米野球では東京六大学や東都の強打者を押しのけ4番を任され、20打数6安打4打点、最終戦ではホームランを放ち存在感を示した。

 大学通算はオープン戦も含めて25本塁打、1年秋から4年春まで6季連続ベストナインと記録とタイトルを積み上げ、大学の集大成としてラストシーズンに挑む。

梅野隆太郎選手の大学での打撃成績

リーグ 試合 打数 安打 打点 本塁打 打率
10年春 10 36 7 3 0 .194
10年秋 10 37 14 4 1 .378
11年春 10 43 15 2 1 .349
11年秋 10 37 13 9 2 .351
12年春 10 31 13 6 0 .419
12年秋 10 33 11 4 0 .333
13年春 9 30 10 5 1 .333
合計 69 247 83 33 5 .336

 

大瀬良、梅野、有終へ全力  - 西日本スポーツ紙面:2013/9/7

 


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