法大・石田健大投手に、東北楽天、広島、福岡ソフトバンクなど8球団のスカウトが視察

法大, 石田健大

 法政大も今年の初練習を行い、ドラフト1位候補の150km/h左腕・石田健大投手に、東北楽天、広島、福岡ソフトバンクのスカウトが視察に訪れた。

 

東京六大学15勝

 石田健大投手は広島工出身で、高校時代も140km/h台の速球と鋭いスライダーを投げる左腕として、中国大会で優勝してプロからも注目された。法政大でも3年春までコンスタントに3勝以上を記録する安定したピッチングを続け、ここまで15勝を記録している。昨年の夏以降は調子を崩し、日米大学野球では短いイニングを投げただけに終わり、秋季リーグ戦も2勝どまり(1敗)に終わった。

 ストレートや申し分のない球威がありスライダーも鋭いが、コントロールがややアバウトという印象を受ける。石田投手は「春は最低5勝」と話すが、そのためにはコントロールは重要になってくる。

 

プロ8球団が視察

 それでもプロの注目度は代わらない。最速150km/hを記録してこれだけの実績を残せる左腕投手は貴重で、今年のドラフト候補左腕ではNO1の評価を受けている。この日も8球団が視察に訪れるなど、注目度の高さを示している。特に広島は地元広島出身という事もあり、ドラフト1位候補に名前を挙げている。この日も尾形スカウトが訪れ、「馬力がある。地元の投手で、左投手だからね」と話した。

 他にも塩見貴洋投手、森雄大投手、松井裕樹投手などドラフト1位で左腕投手の指名が多い東北楽天や福岡ソフトバンクなどのスカウトも訪れた。各球団ともドラフト1位は済美・安楽智大投手や早大・有原航平投手、亜大・山崎康晃投手など右腕が本命となりそうだが、シーズン終盤には、石田健大投手の単独指名を狙ってくる可能性は高い。

石田投手は特に同じく広島出身の早大・有原航平投手にライバル心を持っており、「高校の時から有原は有名。新聞でも有原、石田と書かれてきたけど、石田を先に言われるようにしたい」と話した。そのためには有原航平投手を超える投球を見せて、ドラフト会議で有原投手以上の指名を受ける事で、間違いなく名前の順番は入れ替わる。「ドラフトを意識しながらやっていきたい」と話した石田投手、今年1年が勝負だ。

 

伊藤諒介選手にも注目

 法政大では伊藤諒介選手、西浦健太投手がドラフト候補に挙がる。伊藤諒介選手は高校時に通算94本塁打を放って注目された選手。大学でも入学後にいきなり明大の野村祐輔投手からホームランを放つなど春季リーグで2本を記録したが、その後はホームランは0となっている。出場機会も減っているが、昨秋は代打などで14打数6安打を記録している。ラストシーズンの奮起を期待したい。

 また、天理高校時に150km/hを記録しながら3年生の時にチームの不祥事で公式戦で戦う事ができなかった西浦健太投手も4年生となった。大学でも登板が無いが、高い素質を持っている投手でこちらもまずは投球を見てみたい。

 

 

 今秋のドラフト1位候補左腕の法大・石田健大(3年)が7日、同郷・広島出身の早大・有原航平投手(3年)に強烈なライバル心を燃やした。

 この日の始動日に広島、ソフトバンクなど、プロ8球団のスカウトが集結。5日に9球団が集まった有原に匹敵する注目ぶりだが「ユニホームを着たら負けたくない。今までは(新聞で)『有原、石田』と書かれてきたけど、『石田』を先に言われるようにしたい」。プライベートでも仲のいい有原とは、年末に帰省した際に食事をともにしたという。リーグ通算15勝の150キロ左腕が、盟友と切磋琢磨(せっさたくま)しながら「絶対行きたい」というプロの舞台を目指す。

 東京六大学野球の法大が、川崎市のグラウンドで始動した。

 今秋ドラフト候補の150キロ左腕・石田は、広島など国内8球団のスカウトが見守る中で約3時間のトレーニング。昨年末に同じ広島出身でドラフト候補の早大の有原と会食し「食う量では負けた」と苦笑い。それでも「高校の時から有原は有名。そろそろ僕の名前を広めたい」と刺激を受けた様子で、今春の目標を「最低5勝」に設定した。


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