近畿大は龍谷大と練習試合を行い、プロ注目の近大・佐藤輝明選手が4打数2安打1打点の活躍を見せた。選手は寮と最寄り駅までの移動以外、外出が制限されている。
14球粘ってヒット
佐藤輝明選手はこの日、4回2アウトの場面で、ライト線に強い打球の2ベースヒットを打つと、9回には0-0の2アウト三塁の場面で、ファイルを8本打ち、14球粘ってからショート後方へヒット、外野手がフェンスぎりぎりを守っていた事から50m6.0秒の足を飛ばして2塁まで進塁した。このタイムリーヒットが決勝点となった。
プロがドラフト1位間違いなしと評価する中で、この日は2球団のスカウトが視察をした。しかし近大が所属する関西学生リーグは、春季リーグ戦を4月18日に延期した。またプロ側もスカウトの活動を禁止している球団も出てきており、今秋のドラフト会議に向けたアピールをする機会がなかなかない状況となっている。
またチームも外出は寮から最寄りの生駒駅までと決め、外出を制限しているが、「基本、出ていかないタイプなので」と話し、練習に集中しているという。プロ入りに向けたアピールについても「しょうがない。少ないチャンスをものにしたい」と話した。
足のある左のスラッガーのプレーを、いつ見られるようになるのか。新型コロナは早く収まってほしい。
4回2死走者なしでは、右翼線へ速い打球での二塁打を放った。新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦は4月4日開幕から18日に延期。スカウトも活動禁止の球団があるなど、ドラフトへ向けたアピールが難しい状況が続く。「しょうがない。少ないチャンスをものにしたい」と前を向いた。
新型コロナウイルスの感染拡大で近大の選手は練習場がある奈良・生駒までしか外出が認められていない。スカウト活動を自粛している球団もあり、この日視察したのは2球団だけだった。
コメント