プロ注目・近大の佐藤輝明選手が2安打1打点、2球団が視察

2020年ドラフトニュース 大学野球ドラフトニュース

近畿大は龍谷大と練習試合を行い、プロ注目の近大・佐藤輝明選手が4打数2安打1打点の活躍を見せた。選手は寮と最寄り駅までの移動以外、外出が制限されている。

14球粘ってヒット

佐藤輝明選手はこの日、4回2アウトの場面で、ライト線に強い打球の2ベースヒットを打つと、9回には0-0の2アウト三塁の場面で、ファイルを8本打ち、14球粘ってからショート後方へヒット、外野手がフェンスぎりぎりを守っていた事から50m6.0秒の足を飛ばして2塁まで進塁した。このタイムリーヒットが決勝点となった。

プロがドラフト1位間違いなしと評価する中で、この日は2球団のスカウトが視察をした。しかし近大が所属する関西学生リーグは、春季リーグ戦を4月18日に延期した。またプロ側もスカウトの活動を禁止している球団も出てきており、今秋のドラフト会議に向けたアピールをする機会がなかなかない状況となっている。

またチームも外出は寮から最寄りの生駒駅までと決め、外出を制限しているが、「基本、出ていかないタイプなので」と話し、練習に集中しているという。プロ入りに向けたアピールについても「しょうがない。少ないチャンスをものにしたい」と話した。

足のある左のスラッガーのプレーを、いつ見られるようになるのか。新型コロナは早く収まってほしい。

4回2死走者なしでは、右翼線へ速い打球での二塁打を放った。新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦は4月4日開幕から18日に延期。スカウトも活動禁止の球団があるなど、ドラフトへ向けたアピールが難しい状況が続く。「しょうがない。少ないチャンスをものにしたい」と前を向いた。

新型コロナウイルスの感染拡大で近大の選手は練習場がある奈良・生駒までしか外出が認められていない。スカウト活動を自粛している球団もあり、この日視察したのは2球団だけだった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント