この日、天理大との練習試合に出場した近畿大の佐藤輝明選手が、2本塁打を放った。
4カ月ぶりの練習試合でいきなり
この日は3月30日ぶりの練習試合となったが、佐藤輝明選手は5回、第3打席で外より高めの変化球を逆方向のレフトボール際に運ぶと、9回の最終打席にも138キロのストレートを同じくレフトに運んだ。
「調子がいいとあっちに行くんですよ。でも1試合2本レフトは初めてですね」と話し、「パワーはある方だと思っているので。しっかり芯でとらえることができました」と好調ぶりをアピールした。
この日はスカウトの視察情報はないものの、活動自粛があけてから12球団すべてが練習を視察に訪れているといい、田中監督も「あちらにホームランが打てるのがプロに行ける証しかなと思っています」と、この日の逆方向の2本に改めてプロに行く選手と感じたことを話した。
新型コロナウイルスの感染の拡大が広がり、8月9日から予定されていた春季リーグ戦が中止となった。現在リーグ戦11本塁打で、二岡選手が持つ13本塁打のリーグ記録にあと2本と迫るが、「中止は仕方がない。記録にもこだわりはないです」と話した。
秋のリーグ戦が無事開催されることを祈り、そして秋のドラフト会議では1位指名されてプロで姿を見たい。「あと3カ月ぐらいですね。しっかり打っていきたい。結果を残せば大丈夫だと思うので」と佐藤選手もプロ入りに自信を示した。
真夏の暑さが戻り、新しい感覚をつかんだ。五回の第3打席で、外寄り高めの変化球を左翼ポール際へ2ラン。九回の最終打席は高めの138キロストレートを同じく左越え。「調子がいいとあっちに行くんですよ。でも1試合2本レフトは初めてですね」と佐藤は納得の笑顔だ。
「パワーはある方だと思っているので。しっかり芯でとらえることができました」
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