東都リーグの1部が本日、大分の別大興産スタジアムで開幕する。
注目される選手
東都1部は日本大、中央大、駒澤大、國學院大、亜細亜大、青山学院大の6大学で優勝が争われる。
日本大
日大は赤星投手が抜けた穴を、4年生の148キロ右腕・田嶋俊輔投手や151キロ右腕の杉本幸基投手の2人が埋める。岸川海投手や河村唯人投手といった高校時に注目された選手も4年生として大学最後のシーズンで輝きを見せたい。大型右腕の2年生・柄沢壮太郎投手がどんな投球を見せるかも注目したい。
野手は主将の峯圭汰選手を中心となるが、3年の兼子将太朗捕手、2年の角田勇斗選手の習志野コンビのほか、日大三出身の1年生・星憂芽選手と斎藤広空選手がベンチ入りし、プレーが注目される。
中央大
エースの皆川投手や植田投手と古賀捕手のバッテリーが抜け、リーグ戦の登板経験のある後藤茂基投手もベンチ入りしていない状況で、3年生の153キロ右腕・西舘勇陽投手、石田裕太郎投手、大栄陽斗投手、岩本大地投手のカルテットがどんな投球を見せるか。2年生で高校時に高く評価していた中村伊吹投手もベンチ入りしており期待される。
野手は昨秋の侍ジャパン大学代表候補合宿でも長打を見せていた森下翔太選手がおり、その長打力で本塁打王、そしてドラフト上位指名も期待されるほか、二塁手にも取り組む北村恵吾選手の長打力、斎藤未来也選手の俊足など、4年生が注目される。また、捕手では村田凜選手、内野で中前祐也選手や石井巧選手、外野で根本翔吾選手と高校で実績のある3年生が頭角を現しはじめるかも注目したい。
駒澤大
昨年、ほぼ全試合に登板した福山優希投手がどのような投球をするのか、リーグ戦後の侍ジャパン大学代表候補合宿では疲れもありメッタ撃ちにあったが、体をしっかりとリフレッシュできているかが最大のポイント。また、福山投手の負担を軽減する投手が必要だ。
野手ではプロ入りを目指す林琢真選手、そして高校時も注目された近藤翔真選手の4年生に、藤原涼雅選手、神宮隆太捕手などの下級生が加わってくるか。
国学院大
山本、福永、川村、瀬戸といったプロが注目した強打者陣の穴が、やはり最大のポイントとなる。4年生は出場機会が少なかったこともあり、下級生が多くベンチ入りする中で、神里陸捕手（2年）、立花祥希捕手（1年）、伊東光亮内野手（2年）、宮坂厚希選手（1年）がどんなプレーを見せるか。
投手は、昨年に1年生ながら秋に5勝0敗を記録し、侍ジャパン大学代表候補合宿にも参加した坂口翔颯投手を中心に、4年生の楠茂将太投手の2人の投球が重要になる。150キロ右腕の田中千晴投手や大型左腕の武内夏暉投手も注目したい。
亜細亜大
148キロの速球でリリーフとして実績を残している青山美夏人投手はプロ注目、また高校時に素質を高く評価された松本晴投手も注目したい中で、昨年にドラフト候補として注目された斉藤汰直投手、肥田優心投手、古本裕大投手など1年生がベンチ入りし、1年生が中心に投げる可能性が高い。
野手では長打力が期待できる選手はやや少なく、守備を中心に足を生かした攻めを見せるスタイルとなるが、3年生の右田稜真選手、小山翔暉捕手の長打力は期待したい。また、守備力と走力が抜群の4年生・田中幹也選手の復活にも期待したい。
青山学院大
投手は北村智紀投手、金城伶於投手の技巧派の左右の2人が期待されるが、3年生の下村海翔投手、常広羽也斗投手、松井大輔投手の速球派投手や1年生で147キロ右腕の中西聖輝投手もベンチ入りし、いきなりエースとしての投球も期待されている。
野手は昨年春に1年生で4本塁打を放った佐々木泰選手が注目されるが、小田康一郎選手、中田達也選手、初谷健心選手、松本龍哉選手などの注目された1年生が大量にベンチ入りし、1年生で打線を作ってくるかもしれない。その中で4年生で主将の山田拓也選手のプレーが注目される。
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