白鴎大の１５２キロ左腕・曽谷龍平投手に千葉ロッテ・巨人など５球団視察し「上位候補左腕」

白鴎大の152キロ左腕・曽谷龍平投手が新潟医療福祉大戦で先発し、8回2失点と好投も試合に敗れた。この日は千葉ロッテ・巨人など5球団が視察し「上位候補左腕」と評価した。

疲労が残り

曽谷龍平投手はこの日、新潟医療福祉大を相手に8回6安打10奪三振、3四死球で2失点という内容だったが、初回にセンターオーバーの先制二塁打を浴び、8回には1アウト満塁から四球で押し出し、決勝点を与えてしまった。「腕が下がっていたかも。カットが甘くなってしまった」と話した。

曽谷投手は、大学代表に選ばれ、オランダで行われたハーレムベースボールウィークにも出場、その後、侍ジャパンU18代表との試合でも登板し、春の疲労が残った状態だった。

それでもこの日の最速は149キロを記録し、視察した千葉ロッテの中川スカウトや、巨人の内田スカウトからなど5球団の評価は「上位候補左腕」だった。曽谷投手は大安の今日11日にプロ志望届を提出する。

プロ志望届を大安の１１日提出と決めて臨み、開幕週の新潟大戦は先発で７回１安打無失点、この日は最速１４９キロでしかも８回２失点と２戦連続クオリティースタートとあって、ロッテ・中川スカウト、巨人・内田スカウトら視察した５球団の評価は「上位候補左腕」と変わらなかった。