BCリーグは新潟vs群馬の試合が行われ、新潟の154キロ右腕・前川哲投手が153キロを連発し、NPBのスカウトにアピールをした。
6年目24歳のサイドハンド
前川哲投手はこの日、8回から登板すると、サイドハンドから153キロを連発した。1イニングを1安打1奪三振無失点に抑えた。
前川投手は新潟産業大付高校から新潟アルビレックスに進み、今年で6年目となる。153キロを記録し、毎年のようにドラフト候補に名前の挙がる投手で、まだ24歳と若い。
しかし、6年間も指名されない年が続き、昨年途中から先発からリリーフに回り、腕を上手から横手に変えた。今年はリリーフとして本格的に取り組む1年目となり、体づくりからコンディション作りまでを行った結果が出ている。
この日はプロのスカウトも複数球団が視察に来ており、それぞれ自チームのリリーフ陣と比較をしていたのだろう。153キロサイドハンドは大いに魅力に映ったのではないかと思う。
今年のドラフト会議では、高校生などの指名が若干減ることになると思うが、その分、プロと同程度と評価されるBCリーグの選手の数が増える事も考えられる。注目したい。
2024年度-独立リーグ・海外投手-右投のドラフト候補リスト
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新潟前川哲153キロ0封「順調」プロ入りアピール – プロ野球 : 日刊スポーツ 2020/6/29
自己最速は昨季マークした154キロ。今季3試合目で最速に迫る数字を出した。2-3と追い上げムードでのマウンドには、清水章夫監督(44)に「勢いをつける投球をしてこい」と言われ上がった。「自分もそのつもりだった」。ネット裏でNPB複数球団のスカウトが視察する中、力勝負でチームに活を入れた。
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