京産大・岩橋慶侍投手が8勝目を挙げ優勝飾る、横浜DeNAスカウトが評価

岩橋慶侍, 京産大

 関西六大学リーグでは、京産大vs龍谷大の対戦が行われ、京産大は4年でプロ注目左腕・岩橋慶侍投手が、龍谷大は1年生でエースの活躍をしている大符正希投手が先発した。

 大符投手は8イニングを投げ5安打に抑えるも6回の1イニングだけ制球を乱して4点を失った。対する岩橋慶侍投手は最速137km/hで7安打を許しながらも6奪三振で2失点にまとめて4-2で勝利、今季8勝目を挙げると共に、リーグ優勝を果たし全日本大学野球選手権に駒を進めた。

 岩橋投手は最速141km/hも今季は3月にインフルエンザで出遅れ、4月6日には打球を左ヒザに受けるなどで「今は8割」と話している。しかし岩橋投手は「あれくらいの選手になってプロへいきたい」と京産大OBでオリックスの平野佳寿投手を目標にして、平野投手が記録した8勝に並んだ。

 この日は横浜DeNAがスカウト2人で視察し、八馬スカウトは「球の出所がみづらい。球速以上に早く感じさせる」と話したほか、小林スカウトも「精神的にたくましくなった。全国で大きくなってほしい」と評価した。

 横浜DeNAや阪神など左腕投手の補強を目指すチームが視察を繰り返しており、上位で指名される可能性が高まった。全日本大学野球選手権で好投してアピールする事でそれは確実となるだろう。

 最後まで苦しんだ。初回に連打で先制を許したが、粘りの投球で8安打2失点完投。チームの10勝中8勝、リーグトップの勝ち星を挙げV2に導いた岩橋は「今季は調子が悪いなか、みんなに助けられた」と感謝した。

 3月上旬にインフルエンザに感染。万全にはほど遠い状態でシーズンを迎えた。開幕戦の神院大戦では、打球が左膝を直撃。その影響で走り込みができず、調子は最後まで上がらなかった。

 そんなボロボロの状態でも腕を振り続け「あれくらいの選手になってプロへいきたい」と目標に掲げるオリックス・平野佳が4年春にマークした勝利数に並んだ。あこがれの先輩は選手権では1勝したが2回戦で敗退l。エースとして同じ舞台に立つプロ注目左腕は「楽しむだけでなく、勝ちにいく」と力を込めた。

 同大学OBのDeNA・小林スカウトは「精神的にたくましくなった。全国で大きくなってほしい」と、さらなる成長を期待した。


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