中日がドラフト３位指名の阿南光・森山暁生投手に指名あいさつ

中日は、ドラフト3位で指名した阿南光の森山暁生投手に、松永スカウト部長、音チーフスカウト、野本スカウトが指名あいさつを行った。

将来性十分

担当の野本スカウトは森山暁生投手について、「2年夏の甲子園で179球を投げて完投した体の強さがあり、3年生になって自覚も出てきた。長い目で見てチームの柱になってくれれば」と評価する。

2年時はまだ線の細さを感じさせたが、現在は183cm84kgと大きくなり、球速も140キロ中盤を記録する。フォームのバランスが良く、下半身の粘りがあって懐の深い投球ができ、個人的には今年の高校生左腕投手でNO.1と評価する。

プロで対戦したい選手と聞かれた森山投手は、巨人ドラフト1位の浅野選手を挙げ、昨年秋の練習試合で4打数2安打、「芯に当たったショートゴロ。紙一重の打球だった」と、強烈な印象が残っているという。いずれ対戦することになりそうだが、その時は「真っすぐで押していきたい」と話した。

山本昌投手のような大投手になる可能性があると思う。大いに期待したい。

１８３センチ、８４キロの将来性豊かな大型左腕。野本スカウトは「２年夏の甲子園で１７９球を投げて完投した体の強さがあり、３年生になって自覚も出てきた。長い目で見てチームの柱になってくれれば」と、期待を寄せた。