中日ドラフト４位・福田幸之介投手が仮契約、ソフトバンク１位の前田悠伍投手をライバル

中日にドラフト4位で指名された履正社の左腕・福田幸之介投手が、契約金4000万円、年俸600万円で仮契約を交わした。大阪桐蔭のエースのライバルで、福岡ソフトバンクにドラフト1位で指名された前田悠伍投手をライバルとしてプロでも成長していく。

「彼には負けたくない」

大阪で常にライバル関係となる大阪桐蔭と履正社、今年は大阪桐蔭の前田悠伍投手と、履正社の福田幸之介投手が左腕投手として注目された。

何度も甲子園を掛けて戦っている両チームは、今年の夏も大阪大会決勝で激突すると、福田投手が大阪桐蔭を完封し、ライバルを倒して4年ぶり5度目となる甲子園出場に導いた。

それでもライバルはU18代表入りすると、W杯で世界一に導く投球を見せ、ドラフト会議では1位で指名された。この日もライバルとする選手について聞かれると、「前田ですね。彼には負けたくないという思いが人一倍強いです」と話した。

151キロの力強い球を投げる福田投手、ストレートの威力は前田投手を上回っており、ハマった時のピッチングは前田投手を上回るピッチングをする。この1年間で大きく成長をしたが、プロでも同じペースで成長を続けてゆけば、今年の高校生投手の中で最も恐ろしい球を投げる投手になるのではないかと思う。