日本ハム、九産大の152キロ右腕・草場亮太投手をドラフト上位指名へ

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北海道日本ハムは、九州産業大の152キロ右腕・草場亮太投手を、ドラフト上位候補にリストアップしていることが分かった。

登板時に足しげく通う

スポーツニッポンによると、関係者などのコメントはないものの、草場亮太投手の登板時に、北海道日本ハムのスカウトが足しげく通っているというもので、ポスト大谷として熱い視線を注いでいるという。

草場亮太投手は183cmの右腕で最速152キロの速球を投げる。昨年の大学野球選手権で、日体大を149キロの速球で7回途中2安打無失点と好投し、今年の大学生ドラフト候補投手の筆頭格と注目されてきた。

今シーズン開幕直後の投球には12球団のスカウトが視察に訪れたが、フォームがしっくりせず5回1/3を7安打4失点と不満の残る投球を見せた。しかし、その後フォームを矯正すると150キロの速球が復活し、13日の福岡教育大戦では完封勝利を挙げるなど今季4勝を挙げている。

ポスト大谷

北海道日本ハムは今シーズン、大谷選手が故障し、有原投手なども結果が出せずに苦労をした。現在は高梨投手、加藤投手なども調子を出しはじめたものの、先発投手の安定がカギとなり、大谷選手がメジャー移籍の可能性が高い中で、先発投手陣の充実は課題となる。

ただし、今年のドラフト会議では栗山監督も球団も、ポスト中田として早稲田実の清宮幸太郎選手の評価が高く、1位指名は確実とみられる。その清宮選手は抽選は確実とみられ、抽選で獲得できなかったとき、または2位では先発投手の指名が行われるとみられる。

JR東日本の田嶋大樹投手や東大の宮台康平投手といった左腕投手の名前も挙がるが、昨年にドラフト3位で高良一輝選手を指名している九産大の草場投手の右の即戦力として十分指名が予想できる。

草場投手はプロ入りについて「まずはチームの優勝、全日本大学選手権に出場して、そこでしっかり結果を出したうえで指名してもらえれば」と話し、プロ入りの意思を示している。

2017年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

今春の福岡六大学リーグ戦は開幕の福岡工大戦から11球団のスカウト陣が集結。中でも草場の登板時に足しげく通っているのが日本ハムだ。

 パ・リーグを2度制した栗山監督は常勝軍団に必要な条件を「先発陣の安定」とし、「でも、そろえるのは本当に難しい」と話す。先発陣の充実を図る最善策はドラフトでの即戦力獲得。今年なら、草場の名前は候補から外せない。

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