昨年のドラフト会議で抽選を外してから1年間の浪人生活を経て、巨人、菅野智之投手が誕生した。菅野投手を1位指名候補に挙げていた横浜DeNAや東北楽天、またその他の球団も菅野投手を指名せず、巨人の単独指名ですんなりと決まった。
昨年とは打って変わって菅野投手も巨人・原監督も満面の笑みだった。そして菅野投手は「短かったかなとも思いますし、長かったかなとも思える。この1年の経験は無駄にできないという思いは強い。今年たくさんの人に支えられたので、そういう人に恩返しできるような道にしたい」 と話し、1年間のつらい浪人生活にピリオドを打った。
菅野投手は157kmのストレートとスライダーなどをコントロール良く投げる事ができる。1年間のブランクでどのようになっているのかは分からず、まずはキャンプで状態を確認することになるだろう。
原監督は菅野投手に早速指名挨拶を行い、背番号19のユニフォームを手渡した。
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熱い思いはすぐに行動となって表れた。都内のホテルでドラフト会議を終えると、原監督は原沢球団代表、長谷川スカウトと神奈川・平塚市の東海大学・湘南校舎に車を走らせた。約1時間半かけて到着すると、すぐに菅野と5位で指名した坂口と対面。原沢代表は「1年間お待たせしました」とあいさつすると、指揮官は菅野、坂口の順に抱擁を交わし、背中を強くたたいて「頑張れ」と激励した。
1年前とは違う光景だった。昨年10月27日のドラフト会議の時と、同じ会見場に現れた菅野の表情には明るさが戻っていた。「小さい頃からの夢だった球団に入れて、とてもうれしい。この1年間はつらいなと思うこともあって、心が折れそうになったこともありました。目先の目標がなくて、ゴールの見えない、トンネルを走っているような感じもしました」と苦しかった胸の内を吐露。1年浪人した選択に賛否は飛び交い、心を痛めた。それでも、必死に心を練習と周囲の支えで、つなぎ止めた。「今日で報われた気がします」。素直な感情だった。 全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。
――ここまでの道のりは長かったか。
「短かったかなとも思いますし、長かったかなとも思える。この1年の経験は無駄にできないという思いは強い。今年たくさんの人に支えられたので、そういう人に恩返しできるような道にしたい」 全文はスポーツニッポンのサイトをご覧ください。
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