阪神、ドラフト1位の近本光司外野手と契約金1億円、年俸1500万円で仮契約

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阪神はドラフト1位で指名した大阪ガスの近本光司選手と、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で仮契約を交わした。「僕の足にびっくりしないように応援よろしくお願いします」と話した。

足にびっくりしないように

約1時間半の交渉をして仮契約を結んだ近本光司選手は、「新人王と盗塁王を目指して、頑張っていきたい。自分の武器である足でしっかりプレーしていきますので、僕の足にびっくりしないように応援よろしくお願いします」と話し、足に自信を見せた。

近本選手は社高校から関西学院大でプレーし、学生時代から足はすば抜けていた。お手本にしているのはスピードスケート女子の小平奈緒選手で、「あの骨盤の使い方は、やろうと思ってもできない」と話しながら動画などで研究をしているという。

そしてプロ1年目の目標を40盗塁とした。今年のセリーグはヤクルトの山田選手が33盗塁で盗塁王となっているがそれを軽く超え、元阪神の赤星選手が1年目に記録した39盗塁を超えることを目標とした。「2世というより超えられるように。人工芝と土のグラウンドではスピードも違ってくる。赤星選手が土のグラウンド(の本拠地)で盗塁王を取っているのは本当にすごい。そういう選手になりたいとずっと思っていました」と話した。

盗塁をするためには塁に出なければならない。しかし近本選手は打撃でも巧みに打ち分ける力もあるし、外野の頭を超える強い打球も打てる。足だけでなく打撃や守備でも躍動感を見せる選手で、ファンの期待に応える選手だろう。近本選手は「センターを守っていかないといけないと思う。右中間、左中間までしっかりカバーできるような守備範囲をどんどんアピールしていきたい」と話した。

今年のドラフトで、阪神が1位指名したのは藤原恭大選手、そして辰己涼介選手。しかし、1年目で結果を残せる確実性が高いのは近本選手だろう。後から成長してくるとみられる二人に生涯成績で負けないために、近本選手は得意のスタートダッシュで、まずはスタートで大きな差を開く。

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約1時間半の交渉を終えた近本は、引き締まった表情で会見の会場に姿を現した。金びょうぶの前で無数のフラッシュを浴びながら、改めて1年目の目標を宣言した。
「新人王と盗塁王を目指して、頑張っていきたい。自分の武器である足でしっかりプレーしていきますので、僕の足にびっくりしないように応援よろしくお願いします」

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