阪神は、市和歌山の小園健太投手と高知高の森木大智投手を、今年のドラフト最上位候補として注目している。高校生投手を中心に今年のドラフト戦線を展開していく。
高く評価し注目しています
阪神は今月上旬にリモートでスカウト会議を開催し、ある球界関係者も「阪神は昨年秋の時点から小園君と森木君を高く評価し、注目しています。」と市和歌山の小園健太投手と高知高の森木大智投手の2人を高く評価していると話した。
その関係者は「2人とも150キロ以上を投げ、体格にも恵まれています。小園君は制球力も高く完成度が高い。森木君は昨年の高橋宏をほうふつさせる好投手です」と話す。小園投手は185cm91kgの体から最速152キロの速球と切れ味の良いカット、ツーシームを投げる。中学時代に貝塚ヤングで全国制覇し、強豪高校からの誘いがあったものの、公立の市和歌山に進んだ。このオフは体重を6kg増やし、さらにパワーアップを図っている。
また、森木投手は184cm87kgの体から最速151キロの速球を投げる。軽く投げても140キロ後半に到達する球を投げており、中学時代は軟式で150キロの球を投げ、春・夏の全国大会を連覇した。
阪神は昨年は大学生野手の佐藤輝明投手を1位指名、また即戦力左腕の伊藤投手を2位で指名した。3位以降も大学・社会人の選手が多く、高校生は7位の高寺選手のみと、即戦力ドラフトを展開した。
2019年に高校生中心のドラフトを行ったことの反動でもあるが、今年はまた高校生中心のドラフトになる可能性が高いと見られ、ペナントレースで余程のことがないかぎり、ドラフト1位はこの二人のどちらかの指名となりそうだ。
地元関西の小園投手か、またはスカウトがずっとマークをしている森木投手か。秋の最後の選択が今年のドラフト戦線のハイライトとなるかもしれない。
現時点で1位指名の筆頭候補には、2人の高校生投手の名が入っているもよう。市和歌山・小園と高知・森木だ。球界関係者も「阪神は昨年秋の時点から小園君と森木君を高く評価し、注目しています。2人とも150キロ以上を投げ、体格にも恵まれています。小園君は制球力も高く完成度が高い。森木君は昨年の高橋宏(中日1位)をほうふつさせる好投手です」と話した。
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