中央学院大、151キロ右腕の古田島成龍投手と149キロ右腕の山崎凪投手が本格始動

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今年、中央学院大には、2人のドラフト注目投手がそろう。古田島成龍投手は最速151キロの気迫のこもった投球を見せ、山崎凪投手は149キロの速球と丁寧に冷静に投げる。

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2人のドラフト注目右腕

古田島成龍投手は、取手松陽高校時代に、140キロ中盤の速球を投げる投手としてドラフト候補に名前が挙がった。しかし、高校3年の3月に、バットが頭に直撃し陥没骨折をするなどの事故もあった。また、右肩の血行障害で手術を受けるなど、様々な苦難を乗り越えて、151キロの速球を投げる投手として今年のドラフト候補として注目される。

174cmで体重が85kgあり、投げっぷりの良さを見せる投手だったが、オフには減量を行い、現在は81kg、4月には78kgにする。「体を絞り直すことで、体のキレも増している」と話す。フォームの見直しも行い、やや腕に頼った投げ方も変わってくるかもしれない。

古田島投手は「目標は日本一。初の全国大会に出場して、プロ入りを目指したい」と話した。

山崎凪投手も175cmの右腕で最速は149キロを記録する。テイクバックが小さく、無駄を取り除いたようなコンパクトなフォームから、伸びのある球を投げ、ストレートでも変化球でも空振りを奪う。

山崎投手や千葉英和高校出身で、高校2年夏までは内野手としてプレーしていたが、2年の秋から投手に転向した。野球の推薦ではなく、一般入試で中央学院大に入学し、野球部に入ると、古田島投手と並んで評価される投手となった。

山崎投手も「今年は、勝って有終の美を飾りたい。ドラフトで指名されるように頑張りたい」と話す。

二人が並んで記者会見を受けるような、素晴らしい秋を迎えられるように、今は力が思い切り出せる体とフォームを作ってゆきたい。

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