阪神、ドラフト1位候補に関西大・金丸夢斗投手をリストアップ

阪神が来年のドラフト1位候補に、関西大の153キロ左腕・金丸夢斗投手をリストアップしている事がわかった。

ナンバー1左腕

金丸夢斗投手は最速153キロの速球に、チェンジアップなどのキレも抜群の左腕投手で、DeNAの東克樹投手のような投手として注目されている。

阪神の関係者も、「どの球団も1位候補に挙げる素材。プロの環境に入ればさらに力をつけそう。DeNAの東のようになれる可能性がある」と高く評価し、ドラフト1位候補として名前を挙げた。

今秋の金丸投手は6戦6勝、2完封を含む4完投勝利を記録し、防御率は0.35を記録した。3年間で185回2/3を投げ、242奪三振をマークし、奪三振率11.73と、大学で驚異的な奪三振を記録している。12月の侍ジャパン大学代表強化合宿でもその力を発揮し、視察したスカウトに好印象を残したと見られる。

阪神は今年のドラフト会議では、右腕の下村投手を単独指名しているが、将来の左のエース候補で、地元関西出身の金丸投手を指名しない手は考えにくい。

金丸投手には、他にも多くの球団が1位候補としてリストアップする事は間違いなく、来年のドラフト戦線の中心となる。