北海道日本ハム、大谷翔平選手がプロ初ホームラン

北海道日本ハム球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー・大谷翔平選手がプロ初ホームランを放った。

 1点リードの4回1アウト3塁の場面、これまでならば流し打ちでショートの頭の上を狙っている場面だったが、カウントが2ボールとなってインコースストレートに狙いを絞り、バットをやや下から出すようにしてホームランを狙い打ちした。

 飛距離はグングン伸びライトスタンドの中断に飛び込む推定125m弾、高校通算56本塁打の実力をついに見せた。大谷投手は「やっとか」と話していた所を見ると、これまでもホームランは狙っていたようだ。

 二刀流という事もあり、注目されるルーキーという事もあり、これまでインコースの厳しい球はそれほど多くなかったが、大谷選手の流し打ちのうまさが評価されるようになると、昨日の試合では膝に死球を受けるなどインコース攻めをされるようになった。

 しかし昨年のセンバツ大会で藤浪晋太郎投手のインコースの球をライトスタンドに放り込むなど、インコースが好きで飛距離も出る。昨日の死球で、打率が下がってもインコースを引っ張る打撃も見せていく時期と判断したのではないかと思う。

 いずれにしてもこれでようやくスタートラインという感じがする。今年は1年目、打率を残してチームに貢献するのも良いが、小さくならずに大きく伸び伸びとホームランを狙ってよいと思う。そしてこのオフに、投手としてスラッガーとして一流の成績を残すためにはどうすればよいかと考えればよいでしょう。

 昨日のライトからサードで走者を刺すスローイングも、捕ってからの素早さと、送球の正確さも素晴らしかった。本当に楽しみだ。

 走り出したのもつかの間だった。大谷はすぐにゆったりとした足取りに変えた。両手に残る感触でフェンスオーバーを確信したからだ。92打席目での初アーチ。「やっとか、という感じ。遅かったなと思います。手応えは最高でした」。胸を張ってダイヤモンドを回った。

  1点リードの4回1死三塁。2ボールから、永井の内角高めの直球に腕をうまく畳んで振り抜いた。右翼席中段に飛び込む推定125メートルの右越え2ラン。「走っているときは(初本塁打と)忘れていたけど本当にうれしかった。一発のない打者は怖くない。長打もあるんだよ、と見せられたので(相手の)データも変わってくると思う」。8回先頭でも左腕・長谷部から中前打。左投手から8打席目での初ヒットだった。

 岩手・花巻東高時代は56本塁打を放ち、内角球を得意としていたが、プロの速球に詰まり、腰が引けることも目立った。結果を残すため、逆方向への打撃に徹した。「もともと内角は好き。プロで打率を残せる確率が高い、左中間の打球が多くなった」。弱点克服のきっかけとなったのが9日の楽天戦(東京D)。田中に内角を攻められたが、第1打席では144キロのカットボールをよけることなく左膝にプロ初死球。第2打席では四球を選んだ。「それを見ていたので素直にいけたのかなと思う」。マー君で“目慣らし”を終えていた。一夜明け、開幕から苦しんでいたインコースを右翼席に運んだ。

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