21世紀枠でセンバツ出場が決まった多治見高校、佐藤昂気選手は1年の秋から4番ファーストで出場し、昨年秋からは主将としてチームを引っ張る。秋季大会では公式戦11試合で11打点を記録し、甲子園出場の原動力だ。
1日1000スイングで
佐藤昂気選手は岐阜東濃リトルシニアでは、昨年まで中京高校で高校通算68本塁打を放ち、北海道日本ハムにドラフト9位で指名された今井順之助選手の後輩だった。その今井選手が甲子園で活躍しドラフトで指名される姿に、1年で4番を打つ選手となっていた佐藤選手も心が躍り、昨年秋からは1日1000スイングを自らに課しているという。
昨年秋は岐阜大会準決勝の益田清風戦で4点リードされた9回ノーアウト3塁の場面でタイムリー内野安打を打つとチームに勢いがつき、一気に点差をひっくり返して逆転サヨナラで勝利につながった。公式戦11試合で11打点を挙げた。東海大会では初戦で至学館と対戦し、自らは3打数1安打2三振だったが、1-2と接戦となった事が認められ、21世紀枠での甲子園出場が決まった。あの内野安打が高校に春夏初の甲子園出場をもたらした。
主将として4番として、佐藤投手の活躍に注目したい。またチームでは捕手の山田智也選手が50m6.2秒の足があり、1番捕手として出場をしている。こちらも注目してみたい。
鋭い打球ガンガン飛ばす 多治見・佐藤昂気 中日スポーツ紙面 2017/2/4
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