盛岡大付・植田拓選手が1試合2本塁打、甲子園で3大会連続ホームラン狙う

高校野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

高校野球盛岡大会は決勝戦が行われ、盛岡大付が久慈に9-0で勝利し、3季連続甲子園出場を決めた。植田拓選手が2本のホームランを放った。

履正社の安田を目標

165cmの強振スラッガー・植田拓選手はこの日、6回にレストスタンドにホームランを放つと、7回1アウト2,3塁の場面で打った瞬間にホームランと分かる痛烈な当たりで2打席連続弾となった。チームメイトがホームラン数で近い履正社・安田尚憲選手の名を出し「今日いけ!安田と並んで来い」とホームランを狙うように言われていたという。

植田選手は苦しい状態で打席に立っていた。4月の練習試合で右手首を負傷すると、その痛みが取れず、夏の大会前に検査をしたところ、手術の可能性もある重症だったことが分かった。「今も万全ではないです」と話したが、今大会は4本塁打を放った。

甲子園出場を決めた植田選手、昨年夏、今年春のセンバツでホームランを放っており、3季連続ホームランも期待される。しかしあのフルスイングで、手首の状態も気になるところでもある。

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快音を残して打球が上がると、ベンチの選手たちが拳を突き上げた。7回1死二、三塁。植田の打球は、打った瞬間に本塁打と分かる左越え3ラン。6回の左越えソロに続く2打席連発で、高校通算60号の大台に乗せ「(2本目は)みんなが『今日、いけ。(履正社)安田と並んでこい』と言ってくれた。60号が出てよかった」。3季連続での甲子園出場とのダブルの喜びに、笑みがこぼれた。

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