聖心ウルスラの149キロ右腕・戸郷翔征投手にプロが注目をしている。10月10日までに阪神、中日、横浜DeNA、巨人、広島、北海道日本ハム、オリックス、東北楽天の8球団と面談を済ませ、北海道日本ハム、阪神、中日はドラフト上位での獲得も狙っている。
U18壮行試合で5回1/3で9奪三振
戸郷翔征投手は1年時に139キロの速球を投げ、2年夏の甲子園で好投を見せてプロから注目された。
そして今年は最速149キロを記録し、9月に行われたU18代表との壮行試合で登板すると、5回1/3を投げて2失点も、3回には藤原恭大からスプリットで三振を奪い、5回には根尾昂選手からも148キロのストレートで三振を奪うなど、9つの三振を奪った。この投球に、U18を視察していたスカウトの評価も一段と上がり、戸郷選手も「甲子園でしか対戦できない選手から三振を奪い自信になった。これからの野球人生に生かしていきたい」と自信を深めた。
そして、その戸郷投手には10月10日までに阪神、中日、横浜DeNA、巨人、広島、北海道日本ハム、オリックス、東北楽天の8球団が面談を行ったといい、日本ハム、阪神、中日は評価が高く、戸郷投手を獲得するために上位指名をする可能性もある。
戸郷投手はプロ入り後の目標として160キロを記録する事、またあこがれるダルビッシュ投手を目標とし、「ダルビッシュ投手は多彩な変化球が魅力。これから新球をシュートも増やしたい」と話す。
186cmで体重はまだ72kg、これが80kg台に増してプロの体になってくれば、160キロの夢ではない。やや横から出る腕から、スライダー、チェンジアップ、スプリット、カーブ、カットボールなど多彩な変化球もあり、将来性は抜群の投手だろう。
2018年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
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戸郷が、大谷やダルビッシュ有ら、日本を代表する大投手を目標にプロ球界へ飛び込もうとしている。10日までにソフトバンク、ロッテ、西武、ヤクルトを除く国内8球団との面談を終え、特に日本ハム、阪神、中日の評価が高く上位指名の可能性がある“延岡の剛腕”だ。スリークオーターからの最速149キロ、今春習得のスプリットなど5種類の変化球はキレ抜群。「真っすぐのスピードと変化球のキレを高く評価してもらったと思う」と言い「緊張で落ち着かない」と2年夏の甲子園で意識が強まったプロの世界へ胸は高鳴るばかりだ。
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