大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手が秋季高校野球の大阪大会決勝で、今夏甲子園に出場した東大阪大柏原から1安打14奪三振のピッチング、6-0の完封勝利を飾った。
藤浪晋太郎投手と東大阪大柏原には夏の予選の因縁があった。夏の大阪大会で藤浪投手は準決勝までわずか2失点とほぼ完璧な内容で勝ち上がり決勝を迎えた。しかし決勝では6回2/3で5失点で降板、チームはその後粘ったもののサヨナラで敗れ、手が届くかと思われた甲子園に後一歩の所で阻止させたのが東大阪大柏原だった。
この日の快投はこの悔しさをバネにした成長の姿だろう、近畿大会でも勝ち上がり、来年のセンバツ出場を決めたいところだ。
東のダルビッシュが花巻東・大谷翔平投手なら、西のダルビッシュは藤浪投手だ。196cmの長身で147kmのストレートを低めに決める事ができ、早くも来年の注目選手となっている。センバツに出場することで、評価は一気にあがるかもしれない。これからの試合は重要になってくる。
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