東海大相模は、遠藤成選手が先発のマウンドに登ると、145キロを記録したストレートで近江を抑えこんだ。
二刀流にこだわる
神奈川大会では背番号1を付けていた遠藤成選手、最速145キロの速球を投げ、主にリリーフで登板をした。しかし、ショートを守り高校通算45本塁打を放つ選手としても注目されている。
この夏の甲子園は背番号6となり、ショートに専念するかと思われたが、この日の初戦・近江戦で公式戦先発すると、145キロを記録したストレートや鋭いスライダーを使い、近江打線を抑えた。7回1/3を投げて2安打8奪三振1失点の好投だった。
この二刀流に視察した巨人の長谷川スカウト部長は「体の強さがある。肩も強いし、ポジションの幅も広がる」と話し、あくまでも強肩の野手として評価、ショートの他、強肩を活かして外野手としても見ている様子だった。
しかし遠藤投手は「投手も野手もやりたい」と今後も二刀流を続けていくことを希望し、こだわりを見せた。まずはこの甲子園で、背番号6のエースとして投げ、チームを優勝に導く。
巨人の長谷川国利スカウト部長は「体の強さがある。肩も強いし、ポジションの幅も広がる」と評価。遠藤は「全部で貢献したい」と次戦を見据えた。
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