函館大有斗の186cm左腕・川下将勲投手に6球団から調査書

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186cmの長身左腕で、最速142キロの速球を角度をつけて投げる函館大有斗の川下将勲投手に、6球団から調査書が届いている。

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母親に恩返し

川下将勲投手は、高校入学時は身長は高かったものの体重は55kgしかなく、球速も120キロに届かなかったという。しかし、2022年に函館大有斗に片口監督が就任すると「理屈で教えてくれる方法が合っていた」と技術だけでなく食事から厳しく指導を受け、1日の食事回数を3回から7回へと増やし、オフしかやっていなかった筋トレをシーズン中も行うようになり、高校3年時には体重が17kg増え、球速も142キロを記録した。

186cmの長身左腕という特徴があり、球速も140キロ台で、球の回転数も2450回転と良い数字を出しおり、プロのスカウトもその素質に注目している。

母親が一人で育ててくれたこともあり、その母に恩返しをする。母も元々はプロ志望届の提出に反対だったが、最終的にはその挑戦を後押ししてくれた。「プロで活躍して母を楽にしたい。車が欲しいと言っていたので、プレゼントしたいですね」と話す。

佐藤義則投手、盛田幸妃投手などのドラフト1位指名投手が出ている函館大有斗、指名されれば、1993年にダイエーに5位で指名された沢田剛内野手(現函館大有斗コーチ)以来、30年ぶりの指名となる。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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