高校野球長崎大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球長崎大会の組み合わせが6月16日に決まった。7月6日に開幕する。

昨年はドラフトで指名された投手はおらず、昨年時点から2年生だった創成館の川原陸投手が注目されていた。今年はその川原投手の他にも、投打に楽しみな3年生が多く、ドラフト注目度はB。

地区

昨年は波佐見が甲子園に出場、秋の新チームでは創成館が優勝して九州チャンピオンとなり、この春はセンバツに出場した創成館が出ない中で、長崎総合科学大付が優勝、波佐見が準優勝だった。長崎商、長崎日大、佐世保工、海星、清峰など名のあるチームも多く、また九州文化学園なども力をつけてきている。

注目選手

創成館の川原陸投手は184cm85kgの左腕投手、130キロ中盤だがキレのあるストレートとスライダー、チェンジアップなどの変化球も多彩、もう一段階上の速球を見せてプロ志望をすれば、今年のドラフトで指名もありそうだ。

波佐見の内野裕太選手は昨年夏の甲子園でホームランを見せた。インコースもしっかりと振り抜ける打撃で、この春も4日連続でホームランを放つなど怪物としての成長を見せている。三塁手としての守備をチェックして問題なければ、強打のサードとして獲得をしたい選手だろう。

その他の注目選手

創成館高校に選手が集まっている。181cmの左腕・七俵陸投手は大きなカーブと138キロの速球を織り交ぜ完投能力がある。伊藤大和投手も182cmの右の本格派で球速は141キロ、昨秋の九州大会や明治神宮大会で活躍を見せた。2年生の深見直人選手は豪快なスイングで昨秋の神宮大会では準決勝と決勝で3本塁打と長打力がある。峯圭汰選手は走攻守三拍子そろった外野手、また平松大輝捕手は50m6.1秒の足のある選手。

長崎日大の松永健吾選手は、1年時に左足の疲労骨折をし、その影響で春までプレーできなかったが、2年春に4番としてデビューし昨夏も4番を打った。182cm81kgの右の大砲として注目されている。捕手としてはまだ成長途中だがセカンドまで2秒を切るタイムも記録している。

長崎南山の松下龍ノ介捕手は遠投110mの強肩内野手で、鋭い打球でホームランも打てる選手。長崎西の中島伶志朗選手が1年生から4番を打つ選手でミート力の高い長距離バッター。鹿町工の中里高郎捕手はキャッチングやリードなどディフェンス面で評価されていたが、打撃も良くなり評価が上がっている。

投手では佐世保工の野元由翼投手が181cmから140キロの速球を投げ、キレの良い球を投げる。春優勝の長崎総合科学大付・松尾昇龍投手もまだ線は細いものの181cmから141キロを記録、佐世保南の清田大貴投手は183cm83kgの体がある投手で、球速はまだ130キロ中盤もきっかけをつかんでブレークする時がありそう。

九州文化学園は長打力のある高橋龍玄選手、2年生で俊足の真弓大翔選手がいるようで、見てみたい選手。

優勝予想

創成館が投手陣が揃い、野手も打線に繋がりがある。ただし組み合わせでは創成館のブロックに清峰、鹿町工、長崎日大が入り厳しい闘いが続く。誰が出ても好投を見せそうだが、一発勝負の大会ではエースの出来がポイントとなり、川原投手の高校最後の夏のピッチングで再び甲子園のマウンドを踏むか。対抗は波佐見、内野選手の打撃でチームを引っ張る事ができるか。

2018年度以降-高校生-長崎県のドラフト候補リスト

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