唯一の高校生野手ルーキー、横浜DeNA・関根大気選手が1軍生き残りのサヨナラヒット

横浜DeNAルーキーニュース

 12球団で唯一、高校生野手で1軍キャンプに帯同している横浜DeNAのドラフト5位・関根大気選手が、1軍生き残りを決めるサヨナラヒットを放った。

 

降格寸前

 関根大気選手は、実戦が始まってここまで11打席ノーヒットが続いており、中畑監督も「疲れてるのか、キレがないのか。考えないといけないかもしれない」と話し、2軍降格の可能性を示していた。この日も代打で出場すると2打席で凡退したものの、9回アウト満塁から、詰まり気味ながらもライト前に運んでプロ初のサヨナラヒットとなった。

 これには中畑監督も「何かを持ってるね。あの打席がなかったら考えたけど、チャンスをつかんだ」と話し、22日の巨人とのオープン戦に帯同することが決まった。関根選手も「自分には誇れるものがない。結果を求めています」と話す。必死に1軍キャンプにしがみつく。

 

ここまで残っている事が

 2軍キャンプで調整をしている選手には外野手のライバル・多村選手や内野手だが1軍昇格は間違いないと見られる中村紀選手がいる。その選手に比べると、高校卒1年目の関根選手が開幕に残る事は、非常に厳しいといえる。

 しかし、ここまでケガも無く評価をされ続けて1軍に残っている事、そしてこの日のサヨナラヒットのように1軍に食らいついたことは、シーズン後にファームに行ったとしてもファーム慣れせずに、再び1軍に挙がってくる選手となるだろう。ここまで残っている事もすごい事だし、良い経験をしている。

 

  「一塁を回って『どうすればいいかな』と思った。高校時代なら、そのまま(ゲームセットで)整列なので」。2―2の9回1死満塁。中畑監督を「何かを持っていると感じさせる」とうならせた勝負強さで右前に運んだ。ナインから頭をポコポコたたかれながら、観戦していた東邦高の恩師・森田泰弘監督へ「自分がやれてる姿を見せられた」と胸を張った。

 同部屋だった高城のファーム行きを目の当たりにしたばかり。危機感を力に変え、22日のオープン戦開幕戦、巨人戦(那覇)の帯同も決めた。「自分には誇れるものがない。結果を求めています」。走攻守に全力。戦力充実のDeNAには、こんなに気持ちのいい18歳がいる。

 球団の高卒新人では14年ぶりにキャンプ1軍スタートも、プロの球威と変化球への対応に苦しんだ。途中出場したこの試合も1死二、三塁で三振するなど2打席凡退だった。「ここまで連続で打ち損じたことはない」と悩んでいたが、中畑監督の助言で右肘が突っ張って右脇が開く悪癖を矯正し、結果を出した。

 劇的な一打の直後は「一塁を回ってどうしていいか戸惑った」と手荒い祝福に初々しいコメント。走攻守三拍子そろった逸材に、中畑監督は「何かを持ってるね。あの打席がなかったら(2軍降格も)考えたけど、チャンスをつかんだ」と今後のオープン戦での起用も明言した。

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