オリックスのドラフト2位・K-鈴木投手のスライダー、「伊藤智仁に近い」

鈴木康平

オリックスのドラフト2位ルーキー・鈴木康平投手(K-鈴木)投手がシート打撃に登板し、打者4人に対して2つの三振を奪った。鋭いスライダーは「伊藤智仁に近い」と評価された。

横回転のスライダー

この日のシート打撃で、鈴木昂選手との対戦でスライダーを初披露すると、高速のまま横滑りする大きな変化で空振りを奪い三振に斬って取った。また、縞田選手との対戦で、このスライダーで空振り三振、これを見た千葉ロッテの高木スコアラーが「打者の手元で大きく曲がる。元ヤクルトの伊藤智仁のよう」と話した。

伊藤智仁投手といえば、バルセロナオリンピックで1大会27奪三振の驚異的な投球を見せ、1992年のドラフト会議では松井秀喜選手がいる中で3球団が競合し、1年目は7勝2敗も防御率0.91、109回で126奪三振を奪うなど伝説的な投球を見せた投手で、軽々しく例えられる投手ではない。

それでも大きく曲がるスライダーは鈴木投手の武器となる。「横に滑るタイプのスライダーです。いいときはもっとクイっと曲がります。右打者の外や左の外に使うイメージ。まだ納得いっていないです」と、鈴木投手も負けていない。山田久志臨時コーチも曲がりの大きなスライダーに驚きを見せた。

この日は最速143キロ、球速はもう少し上がる。それでも打者4人に13球で2奪三振、ノーヒットに抑えた事は大きな自信になっただろう。社会人時代はムラのある投球を見せていたが、良い時はすさまじい投球を見せる。低めに続けて投げられるようになれば非常に楽しみ。

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ホームベース手前で、カクンと曲がった。右打者のバットが次々と空を切る。K-鈴木が、シート打撃で切れ味抜群のスライダーを披露。その名の通り、2Kを奪った。

 「横に滑るタイプのスライダーです。いいときはもっとクイっと曲がります。右打者の外や左の外に使うイメージ。まだ納得いっていないです」

最初に迎えた後藤にはカウント1―1設定で連続3ボールと“四球”を与えたが続く鈴木昂には5球目で空振り三振。さらに縞田からも三振を奪った。バックネット裏で偵察していたロッテ・高木スコアラーは「真っすぐが来る感じでスッと曲がる。伊藤(智仁)みたいなスライダー」と高速スライダーで名をはせた往年のヤクルトの名投手の名前を挙げ警戒感を強めた。

伝家の宝刀は2人目の打者、同姓同名対決となった鈴木昂で見せた。最後に投じたスライダーは高速のまま横滑りで大きく変化し、バットは空を切った。続く縞田も同じ球で空振り三振。キレ味の鋭さを披露した。


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