日本ハム・柿木投手「もう少し上だと思っていた」

北海道日本ハムルーキーニュース

北海道日本ハムの2軍キャンプで1か月を過ごした、昨年の甲子園優勝投手・柿木蓮投手。昨年のドラフト会議について「もう少し上だと思っていました。」と話した。

プロに入れば違う

大阪桐蔭のエースとして昨年夏の甲子園優勝に大きく貢献した柿木蓮投手、150キロの速球も投げ、変化球や制球もあり高い評価を受けていたが、ドラフト会議では5位での指名となった。大阪桐蔭のチームメイトだった藤原恭大選手、根尾昂選手がドラフト1位で複数球団から指名を受け、また甲子園の決勝で投げ勝った金足農の吉田輝星投手もドラフト1位指名を受ける中で、明暗を分けた形となった。

これについて柿木投手は「自分も、もう少し上だと思いました。すごく悔しかったです。」と話した。しかし、「プロに入れば違うと改めて実感しています。」と話し、キャンプではドラフト1位の吉田輝星投手などと同じメニューや起用をされている。そしてドラフトで悔しさを感じた事に「活力になっています。気持ちは前向きです」と話した。

日本ハムの荒木2軍監督も「「多くの高校生は気疲れとかで調子が落ちてくるけど、柿木は変わらない。どん底まで落ちることはないと思う」と話し、プロでも気後れしない精神力を評価、また加藤2軍投手コーチも「ブルペンを見ていても体つきも球もできあがっている。どんどんプロのレベルを感じてもらって、課題を見つけていくほうがいい。」と、すでにプロで投げられるレベルにあり、後は実戦の経験を積んで成長をさせていく方針だという。

一つ一つのレベルは、今年1軍で投げられるものを持っていると思う。またスタミナも十分あるし体の太さもプロの他の選手とそん色ない。その中で1軍で勝つ投手になるには、抜群の球速だったり、球質だったり、タイミングだったり、または決め球となる変化球が必要となる。プロでの登板をして柿木投手が何を感じ、どこを磨いていくのか、注目したい。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

「自分も、もう少し上だと思いました。すごく悔しかったです。でもプロに入れば違う(指名順は関係ない)と改めて実感しています。(5位だったことが)活力になっています。気持ちは前向きです」

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