日本ハムのドラフト８位ルーキー・北山亘基投手が開幕投手に大抜擢

北海道日本ハムの新庄ビッグボスは、福岡ソフトバンクとの開幕戦の先発投手に、ドラフト8位ルーキーの北山亘基投手を指名した。

オープナーとして登板

北山亘基投手は京都成章高から京都産業大に進み、最速153キロの速球とキレの良い変化球を投げる投手として注目された。

ドラフト会議直前には、巨人が関西の大学生右腕投手を1位指名するという情報が流れ、実際には関西国際大の翁田大勢投手だったものの、北山投手の名前も挙がるなど注目される投手だったが、ドラフト会議では各球団の補強ポイントなどの関係もあり、ドラフト8位で北海道日本ハムが指名した。

それでも北山投手はオープン戦で圧倒的な投球を見せる。最速は156キロを記録すると、低めに伸びる球は火の玉を感じさせるものだった。オープン戦5試合に登板し、6回を投げて13奪三振無失点と圧倒的な投球で、開幕1軍はもちろん、抑えのエースとしての起用が予想された。

しかし、新庄監督は開幕投手に指名、大学では長いイニングを投げていたが、オープン戦では投げていないため、オープナーとして最初の1巡くらいを投げるのでは無いかと思う。それでも新庄監督だけに、いけるところまで引っ張る可能性もある。

いずれにしてもドラフト8位のルーキーが開幕投手に抜擢されることは異例中の異例で、その投球が注目される。