市和歌山・米田天翼投手が最速145キロで9回完投勝利

高校野球ドラフトニュース 2022年ドラフトニュース

プロ注目の149キロ右腕・市和歌山の米田天翼投手が、花巻東の強力打線を相手に9回を完投し勝利した。最速は145キロだった。

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強い下半身からのストレート

米田天翼投手はこの日、結果としては9回153球を投げて9安打7奪三振4四死球4失点という内容だったが、花巻東の強打者・佐々木麟太郎選手、田代旭選手との対戦など、内容十分の投球だった。

175cmと上背では昨年に横浜DeNAにドラフト1位で指名された小園健太投手に比べると約10cm低いものの、太く鍛えられた下半身は小園投手と同じくらいに見える。グッと右足に力をためて蹴り出し、上体を強く捻って腕を振るフォームは以前から小園投手に似ていると言われていたが、角度が無い分、逆に高めのストレートは伸びてくるようにも見える。

この日はこの高めの球を中心に三振を奪い、佐々木選手はストレートを12スイングされたが7回空振りをしていた。それだけ、力と回転の良い、伸びのあるストレートだった。また佐々木選手との対戦では第3打席の対戦は144キロ、143キロ、145キロとストレートをインコースに投てサードフライに打ち取り、第4打席では、山なりの球で翻弄した後に143キロのストレートでファーストゴロに打ち取った。

この冬はストレートを磨くことをテーマに取り組んでいたが、ストレートで結果を残した。小園投手と瓜二つというフォームや投球内容からは、少し特徴が出てきたように見える。

プロ入りを目指す米田投手、今大会はもちろん、春から夏にかけての成長や投球も非常に楽しみだ。

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 市和歌山が2年生四天王の一角、佐々木麟太郎を擁する東北王者の花巻東(岩手)を破って2回戦に進出。最速149キロを誇る今秋ドラフト候補右腕・米田天翼が佐々木を封じ、4失点完投した。

初回無死一、二塁の初対戦は、8球全て高めの球で空振り三振。第2打席も全4球を高めに投じ空振り三振。そして圧巻は3度目の対戦だ。「気持ちで押し切るというのが鍵になった」とエンジン全開で全球直球勝負。144キロ、143キロで追い込むと、カウント1―2からこの日最速145キロで膝元を突き三飛に料理。8回先頭では2球目の山なりの球で幻惑した後、最後は内角143キロ直球で一ゴロと手玉に取った。9回は死球も、相手主砲を4打数無安打2三振に封じた。最終打者を左邪飛に打ち取り、153球4失点完投。絶叫しながら三たびガッツポーズし、「勝ち切れたのが一番大きかった」と胸を張った。

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