巨人、高木勇人投手が2勝目、ルーキー一歩リード

高木勇人

 巨人の先発陣が結果を残せない中、ドラフト3位のルーキー・高木勇人投手が2勝目を挙げた。阪神を相手に2安打7奪三振で完封と完璧な内容だった。

苦労人

 高木勇人投手はプロ志望をしながらドラフト会議で5度の指名漏れをしたと話している。1度目は三重海星高校の3年時に、140km/hの速球を投げる投手としてドラフト候補に挙がり、2007年のドラフト会議でプロ志望届けを提出したものの指名は無かった。

 そして大学ではなく社会人の三菱重工名古屋に進むと、2009年には都市対抗でリリーフとして好投し、ドラフト指名解禁となる2010年に再びドラフト候補となったが、そこでも指名は無かった。

 以降2011年、2012年、2013年とドラフト候補に挙がるものの指名は無く、2014年に社会人7年目にしてようやくプロ入りの夢を果たした。

 

カットボールで

 長い間過ごした社会人時代に何とかプロ入りしたいと考えながら身につけたカットボールは、昨日の阪神戦でも抜群の威力を見せた。カットボールを投げておけば打ち取れる、という程のキレを見せ、初めて見るプロの打者は手こずった。

 しかしプロ入りの決め手はストレートだったことも間違いない。昨年はストレートの球威も増し、そのストレートがあったからこそのカットボールだったと言える。

 苦労した7年間が、プロ入り1年目で開幕3戦目で初勝利、そして2戦目で初完封という成績につながっている。ただし、プロの打者は、いつまでもカットボールに対応できないものではない。これからも高木投手の試行錯誤は続く。しかしそれと共に進化を続けていける投手だと思う。

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