JR東日本・伊藤将司投手と西田光汰投手がオープン戦登板、5球団6人が視察

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JR東日本と日本製鉄かずさマジックのオープン戦が行われ、プロ注目のJR東日本・伊藤将司投手と西田光汰投手が登板をした。この試合には巨人、北海道日本ハム、福岡ソフトバンク、東京ヤクルトなど5球団6人のスカウトが視察した。

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伊藤将司投手、5回7安打2失点

先発したのは左腕の伊藤将司投手、横浜高校時代からまとまった投球が注目され、国際武道大ではエースとして投げた左腕投手だが、この日は5回を投げて7安打2失点1奪三振という内容だった。

3月以来の対外試合で力みも見られたが、「紅白戦で投げていたので、影響はあまりなかった。左打者の内角へのカットボールなど、いろいろな配球を試せたことが収穫です」と話す一方で、「決め球のチェンジアップがボールゾーンに投げきれなかったのは反省です」と話した。

伊藤投手について東京ヤクルトの斎藤スカウトは「左打者の内角へツーシームを投げられる左投手はプロ野球でも少なく貴重。試合をつくる能力があり、榎田に近い印象がある」と評価すると、北海道日本ハムの坂本スカウトは「久しぶりの実戦で自分の引き出しを確かめながら丁寧に投げていた。土俵には上がっている。これから見ていきたい」と評価した。

西田投手、3回6安打3失点

西田光汰投手は、大体大浪商時代より、長身から147キロの速球とフォークボールが注目され、社会人でも2年目にリリーフとして都市対抗などで好投を見せた。昨年右ひじの故障もあり登板機会が少なく、ドラフト会議で指名は無かった。10月には右ひじに遊離軟骨除去手術を受けた。

この日は7回ノーアウト1塁の場面でリリーフで登板すると、やや制球に苦しみ2四死球を与えるなど3回を投げて6安打3失点、三振も1つ止まりだった。「浮いた球が多かった。久しぶりの試合で意識せずとも力が多少入ってしまったのかも」と反省を口にした。

それでも最速は146キロを記録し、「右肘は万全の状態。カーブでカウントが取れたことが収穫です。真っ直ぐの精度を上げ、評価を上げられる投球を勝負の舞台でしたい」と話した。

西田投手に北海道日本ハムの坂本スカウトは「今日は結果よりもバランスを確認しながら投げていた印象。途中まで直球と同じ軌道のスライダーは武器になる。中継ぎ、抑えタイプ。肘が柔らかく使えていて安心した」と評価した。

経験ある投球を見せる左腕と、上から投げ下ろす本格派右腕が、これから本領を発揮し、秋の都市対抗本戦に向けた戦いでどんな投球を見せるか注目したい。二人は「まずは都市対抗優勝目指して、引っ張っていきたいです」と話した。

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先発した伊藤は5回を8安打2失点。出塁を許しても、ツーシームやカットボールをコーナーに投げ分ける粘り強い投球。「紅白戦で投げていたので、(オープン戦自粛の)影響はあまりなかった。決め球のチェンジアップをボールゾーンへ投げられなかったことが課題。左打者の内角へのカットボールなど、いろいろな配球を試せたことが収穫です」と振り返った。ヤクルトの斎藤宜之スカウトは「左打者の内角へツーシームを投げられる左投手はプロ野球でも少なく貴重。試合をつくる能力があり、榎田(現西武)に近い印象がある」と同じ左腕の姿を重ねた。

日本ハムの坂本スカウトは「久しぶりの実戦で自分の引き出しを確かめながら丁寧に投げていた。(ドラフトの)土俵には上がっている。これから見ていきたい」と期待した。

プロ5球団のスカウトが見守る中、左腕の伊藤将司投手(24=国際武道大)が先発。5回7安打2失点1奪三振と試合を作った。7回無死一塁の場面では、右腕の西田光汰投手(21=大体大浪商)が3番手として登板。3回5安打3失点1奪三振だった。

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