Honda熊本・内田了介投手が2回2/3を無失点、右肘骨折から復活

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東京スポニチ大会は準決勝でHonda熊本がHondaと対戦、埼玉栄高校で140キロ後半の速球を投げてプロも注目していた内田了介投手が2回2/3を投げた。今大会は3試合に登板をしている。

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右肘骨折から

内田了介投手は、埼玉栄時代に140キロ後半の速球を投げ、東京ドームで行われた合同練習会に参加し、スカウトにアピールする投球を見せていた。球速を更に伸ばし153キロも記録するなど注目されていたが、ドラフト会議では指名されずHonda熊本に進んだ。

しかし、1年目の夏に右肘を骨折してしまう。約1年間はリハビリに専念しており、昨年の北海道大会で復帰の登板をしていたが、肩や肘に負担をかけないように体幹を意識したフォームに改善し、体重も5キロ落とし80キロに絞った。

高校時に比べると腕の振りや球威も含めて、まだまだという状態だが、今大会では4試合中3試合に登板した。前日の三菱重工East戦では先発をしたものの、4回3安打5失点と苦しい投球だったが、この日のHonda戦では6回から3番手で登板し、2回を無失点、3イニング目にエラーなどでランナーを2人出して降板し、後続が打たれて2失点となったが、ストレートの伸びは昨年より良くなっていると思う。

もともと、持っているものが素晴らしく、高校時代の投球は多くのスカウトが見ている。高校時のドラフト会議は個人的にみても、指名された選手よりも内田投手の方が良いと思えており、ほんの僅かな差での指名漏れだったのではないかと思う。

また再び成長の軌道に乗っていると思う。秋までにどこまで伸びてくるか楽しみだ。

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