日立製作所で社会人2年目の外野手・佐々木俊輔選手がこの日、4打数2安打で今年最後となる公式戦を終えた。ドラフト会議に向けて、「指名をいただけるのを待つしか無い」と心境を語った。
日立の中で一番に
JABA関東選抜リーグの決勝トーナメントで日立製作所とJR東日本の決勝戦が行われ、佐々木俊輔選手は1番センターで出場した。
1回に先頭打者でセンター前ヒットを打ち、先制点につなげるなど2安打を記録したが、2回に2アウト2,3塁のチャンスではセカンドゴロに倒れ、「自分が1本打っていたら、試合の流れも大きく変わっていたはず。そこで打てないのは今の自分の実力です」と反省した。
今年、日立製作所は、都市対抗は北関東大会で第1代表決定戦、第2代表決定戦で敗れて本戦出場を逃すと、日本選手権の関東代表決定戦でも決勝で東京ガスに敗れて出場を逃した。関東選抜リーグでもこの日の決勝で敗れるなどあと一歩の状態が続き、社会人2年目でドラフト指名が解禁となる佐々木選手も、アピールの場を掴みきれなかった。
「指名をしていただけるのを待つしかない。」と今年のドラフト会議での指名を待つが、「でも指名されなくとも、来年社会人3年目もある。日立の中で誰が1番いい打者かと言われたら自分の名前が挙がるように。しっかりやっていきたい」と話し、指名されなくても社会人3年目となる来年に日立製作所を引っ張り、都市対抗本戦に出場してアピールしていくという決意も示した。
1番センターの人材は、阪神の近本選手のようにチームを強くするポイントとなり、求められているポジションの一つとなっているが、ドラフト候補の数が今年はやや少ない事もあり、誰がどのような評価で指名されるのかがわからない。佐々木選手も含めて、どんな選手が指名されるのかが注目される。
2024年度-社会人外野手のドラフト候補とみんなの評価
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日立製作所のドラフト候補・佐々木俊輔、２安打で今季公式戦締め「指名を待つしかない」 - アマ野球 : 日刊スポーツ
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