東北福祉大・津森宥紀投手が149キロ変幻自在投球、創価大・望月大希投手も好投

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東北福祉大の津森宥紀投手が、3回を1安打3奪三振無失点に抑えた。最速は149キロを記録した。

変幻自在

津森宥紀投手は、リリーフとして149キロの速球を投げ、昨年の大学野球選手権では、決勝までの4試合すべてに登板し、白鴎大戦では先発して延長10回を1失点(自責点0)に抑えるなど、18回2/3を自責点0に抑えて優勝の立役者となっている。

この日も1点リードの7回からリリーフで登板をすると、昨年の覇者という立場から、「絶対に負けられないと力んでいた」と先頭バッターにヒットを許したものの、「打たれて逆にエンジンがかかった。ピンチの方が燃える」と話し、その後、9回までの3イニングをノーヒットに抑え、1点のリードを守り切った。3回1安打3奪三振1四球で無失点だった。

最速は149キロを記録したものの、球速は140キロ前半に抑えた。それでもとにかくインコース、アウトコースへの球の配球が抜群で、投げられる球も同じインコースでも内に曲がるか外に曲がるか、それとも真っすぐ来るのか見分けにくい。阪神の葛西スカウトも「キレがあるよね」と評価した。

それでも津森投手は「自分のベストの状態に入っていない」と話し、「自由自在に投げられるように」とより精度の高い変化球を投げることを、次の試合への課題とした。

大学生投手では、明治大の155キロ右腕・森下暢仁投手をNO.1と評価するが、津森投手もリリーフ投手ではあるものの、やはり大学NO.2と評価できる。プロではリリーフ投手の需要も高い事から、ドラフト会議では2位までには間違いなく消えるだろう。

投手戦

東福福祉大vs創価大の試合は素晴らしい投手戦になった。東北福祉大は、今年春のリーグ戦で36回を投げて防御率0.00の3年生左腕・山野太一投手が6回2安打9奪三振、5つの四死球は気になるものの、しっかりと無失点に抑えた。

対する創価大は、この日は初戦で好リリーフを見せた望月大希投手が先発すると、8回を投げて2安打4奪三振、5回に先日プロ野球で代打逆転満塁弾を放ったDeNAの楠本泰史選手の弟・楠本晃希選手にホームランを浴びたが、この1球だけが悔やまれるような素晴らしい内容だった。

厳しい評価をする創価大・岸監督も「きょうは勝ち負けより、望月の投球に感動した。チームは負けたけど望月は勝ちました。望月の成長が今大会の大きな収穫」と話し、望月投手を手放しで褒めたたえた。

マウンドで足を上げてはやや動作がスローになり、そこからいきなりスピードが加速して腕を振ってくる。独特のフォームでタイミングが取りにくい。それでいてストレートの回転数は多そうで、質の良い球を角度をつけて低めにも投げられる。ドラフト会議に向けて非常に面白い存在となりそうだ。

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エースが好救援で試合を締めた。津森は先頭にいきなり安打を許したが、「(昨年)優勝しているから絶対に負けられない」と崩れなかった。3回無失点3奪三振で自己最速タイの149キロも計測。阪神・葛西スカウトは「キレがあるよね」とたたえた。

1点リードの緊迫した場面から登板し「絶対に負けられないと力んでいた」といきなり先頭に右前打。「打たれて逆にエンジンがかかった。ピンチの方が燃える」と後続を断った。自己最速タイとなる149キロを軸に、楠本晃希内野手(3年、花咲徳栄)のソロで挙げた1点のリードを守り切った。

今春リーグ戦36回で防御率0・00の左腕・山野太一(3年)が、6回2安打5四死球無失点で9奪三振。今秋ドラフト上位候補のサイド右腕・津森宥紀(4年)が7回から3イニングを投げ、自己最速タイ149キロをマークし、1安打1四球3奪三振でゼロに封じた。

岸雅司監督(63)も「きょうは勝ち負けより、望月の投球に感動した。チームは負けたけど、望月は勝ちました。望月の成長が今大会の大きな収穫」と賞賛していた。


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