関西国際大のドラフト候補左腕・武次春哉投手は阪神2軍に4回4失点、10球団が視察

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阪神2軍とのプロアマ交流戦に先発した関西国際大の武次春哉投手だったが、4回4安打5四球で4失点と実力を出せなかった。

ベストピッチングができなかった

武次春哉投手はこの日、4回ノーアウト2塁から阪神の高校卒ドラフト2位ルーキー・井上広大選手に2ランホームランを浴びるなど、4回を投げて4安打5四球で4失点という内容だった。「めったにないプロとの試合でベストピッチングができなかった。持てる力を、こういう舞台で出せなかったのは力のなさ。大事な試合でベストの投球ができる調整力をつけていかないといけないと痛感した」と話した。

武次投手は165cmの左腕で最速は147キロを記録、キレのあるストレートと変化球で3年までにリーグ通算20勝を挙げており、この日は10球団約20人のスカウトが視察に訪れるなどドラフト候補として名前が挙がる。昨年は春1勝どまり、秋は1試合の登板に終わっており、2年時の投球ができるかが注目されていた。

また181cmの大型捕手・深尾哲平選手もプロが注目するが、この日は3打数ノーヒットに終わり、4盗塁を許してしまった。阪神のドラフト1位ルーキーでこの日最速149キロを記録した西純矢投手と対戦したが、「真っすぐは結構、威力があった。」と話し、盗塁についても「簡単に盗塁を決められて、実力の差はすごいなと思った」と話した。

二人にとって厳しプロの洗礼となった。リーグ戦で巻き返しをすることになるか、それともこの結果を見て次の進路を考える事になるのか、まずはリーグ戦を注目したい。

2020年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト
2020年度-阪神大学リーグのドラフト候補リスト

この日は4回4安打4失点。直球が走らず本来の力が発揮できなかった。「プロと試合ができるめったにない機会で、持っている力を出せなかった」と、悔しがった。

ルーキーの井上広大外野手(18)=履正社=に2ランを浴びるなど、4回を4安打5四球4失点と実力を出し切れなかった。「めったにないプロとの試合でベストピッチングができなかった。調整力をつけないと」と反省を口にした。

打撃が持ち味の深尾は、6回2死二塁で西純に“プロ初三振”を喫した。「(西純の)真っすぐは結構、威力があった。簡単に盗塁を決められて、実力の差はすごいなと思った」と、今後の糧にすることを誓った。

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