筑波大・佐藤隼輔投手が103球で完封、12球団18人スカウト「1位指名の能力、ポテンシャルは十分」

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首都大学リーグが開幕し、筑波大の佐藤隼輔投手が9回3安打8奪三振で完封勝利を挙げた。この日は最速148キロを記録、12球団18人のスカウトが集まった。

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12球団が視察

この日は東京六大学などでもリーグ戦が開幕したが、12球団のスカウトが大田スタジアムに集まった。

筑波大のエースで151キロ左腕の佐藤隼輔投手が先発すると、最速148キロを記録したストレートを中心に序盤は押す投球を見せた。中盤からは得意のチェンジアップを使い、ストレートとのコンビネーションが冴えた。9回を投げて球数は103球、3安打8奪三振で完封し、その力を見せた。

大学NO.1左腕の視察をした18人のスカウトが、それぞれ評価をしている。

○東京ヤクルト・伊東編成部長:「球の質が非常によさそう。変化球の制球力もあり、まとまっている印象。左腕でコントロールもよく、球速もある。間違いなく上位候補の1人」

○横浜DeNA・河原スカウティングディレクター:「ソフトバンク和田投手のようなイメージ。チェンジアップも速い球も抜いた球を投げ分けられている。1位指名の能力、ポテンシャルは十分にある」

○東北楽天・後関スカウト部長:「左打者に対しても、自信をもってチェンジアップを投げられている。直球も試合の中でメリハリを付けて投げている。ボールの出どころも見えづらい。当然、上位候補です」

○中日・小山スカウト:「負けないピッチング。すごい丁寧に投げている」

○阪神・平塚スカウト:「素晴らしい」

テイクバックに特徴もあり、フォームも見にくく、確かに和田投手に似ているところもある。大学1年から順調に伸びているが、この春のオープン戦では打ち込まれたり、立教大戦では3回までに6四球を与えたりと少し苦しんでいたところもあったが、リーグ戦開幕までにきっちりと仕上げてきた。

1年時の時の回転の良い球が非常に印象的で、プロでやるには、昨年の早川投手のような球威や制球が欲しいと高望みもしてしまうが、現時点で大学NO.1、ドラフト上位指名は確実と見て良い。

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▼スカウトの佐藤評

ヤクルト伊東編成部長「球の質が非常によさそう。変化球の制球力もあり、まとまっている印象。左腕でコントロールもよく、球速もある。間違いなく上位候補の1人」

 

DeNA河原スカウティングディレクター「ソフトバンク和田投手のようなイメージ。チェンジアップも速い球も抜いた球を投げ分けられている。1位指名の能力、ポテンシャルは十分にある」

視察した楽天の後関昌彦スカウト部長は「チェンジアップが決め球として使えている。ボールの出どころも見えづらい」と評した。

バックネット裏からも、ポテンシャルの高さを認める声が上がった。DeNA・河原スカウティングディレクターは「ソフトバンクの和田みたいな雰囲気」と称えれば、中日・小山スカウトは「負けないピッチング。すごい丁寧に投げている」と評価。

バックネット裏からも高評価の声が挙がる。DeNA・河原スカウティングディレクターは「(ドラフト)1位、それくらいの能力はある」と称えれば、2人態勢だった阪神の平塚スカウトも「素晴らしい」と一言。

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