第60回全日本大学野球選手権(2日目)対戦カードと注目選手

全日本大学野球選手権、2日目の対戦カードと注目選手の一覧です。
注目は何といっても大学BIG3の一角、東洋大・藤岡 貴裕投手と慶応大のスラッガー・伊藤 隼太選手ですが、他にもドラフト上位候補の東北福祉大・中根 佑二投手、日体大のリーグ10勝投手、辻 孟彦投手、151kmの速球派、九共大・大瀬良 大地投手など実力派選手が目白押しです。

東京ドーム2日目

名桜大(九州地区大学野球) 近畿大工学部(広島六大学野球)

 

九州共立大(福岡六大学野球) 福井工業大(北陸大学野球)
川満寛弥 投手
3年 宮古総合実
左左
186cm
71kg
ストレートは135km前後だが、きれいなフォームから腕がしなり、キレの良いストレートを投げる。チェンジアップも取得し春季リーグは5勝0敗、防御率0.62。 B

 

大瀬良大地 投手
2年 長崎日大
右右
186cm
82kg
151kmのストレートを投げる本格派右腕は、フォームの改造により伸びのあるストレートに変わってきた。スケールの大きい投手なので、ストレートの質にこだわって、成長を続けて欲しい。 A

2回戦

東洋大(東都大学野球) 福岡大(九州六大学野球)
藤岡貴裕 投手
4年 桐生第一
左左
183cm
85kg
大学BIG3と呼ばれる今年のドラフトの超目玉。12球団が1位候補に挙げる153km左腕。 大木康智 投手
4年 中津南
右右
182cm
88kg
高校時代も注目され国学大を退学後に福岡大に再入学。149kmのストレートが魅力。 A
内山拓哉 投手
4年 浦和学院
右右
175cm
70kg
制球力が課題も151kmのストレートは威力十分。 B 齊藤翔平 投手
4年 延岡学園
右右
179cm
83kg
2年秋、3年春の先発でもフル回転。春はリリーフに専念し6試合に登板。腕を振り切って投げる145kmのストレートは魅力。 A
鈴木大地 内野手
4年 桐蔭学園
右左
176cm
75kg
サード、ショートとしての安定の守備と、技術の高い打撃に俊足で、パンチ力もある。 B 田中祐樹 投手
4年 沖学園
右右
174cm
68kg
小柄だが、144kmのストレートを叩きつけるような勢いのある投球が持ち味 B
藤田純基 投手
3年 浜田
右右横
173cm
66kg
高校時代は1試合21奪三振を記録したこともあるサイドスロー。大学では150kmを記録するまで球速が伸び、来年以降どのように使われるのか楽しみな投手。 A 梅野隆太郎 捕手
2年 福工大城東
右右
172cm
74kg
小柄だが高校通算24本塁打のパンチ力を持つ捕手。遠投115mの強肩。 B

 

神宮球場2日目

東北福祉大(仙台六大学野球) 愛知学院大(愛知大学野球)
中根佑二 投手
4年 仙台育英
右右
181cm
72kg
12球団がドラフト1位候補に挙げる148km右腕。 A 浦野博司 投手
4年 浜松工
右右
178cm
69kg
3年春に3完封とブレイクし、昨秋の神宮大会では早稲田大と対戦、斎藤佑樹と投げ合い3失点で敗退したが、7回で8奪三振と強力打線にも実力を示した。4年春も6勝0敗、4完投で2完封と安定感抜群のエース。 A
永田恭一 内野手
2年 花咲徳栄
右右
178cm
77kg
日米大学野球の日本代表候補に選出された。 B 中根貴久 投手
4年 比叡山
右右
182cm
75kg
2年生で登板した明治神宮大会で146kmを記録。ヒジ痛のため登板機会が少ないが今春は4試合に投げて2勝を挙げるなど切れ味鋭い投球が光る。 C
萩原大起 投手
2年 常葉菊川
右右
180cm
80kg
高校1年時に明治神宮大会で優勝を果たした投手。
昨秋の明治神宮大会で1回を投げて2安打1失点も146kmのストレートを見せた。
B

 

慶應義塾大(東京六大学野球) 東農大生産学部(北海道学生野球)
伊藤隼太 外野手
4年 中京大中京
右左
178cm
82kg
ここまで通算10本塁打、今春は4本塁打、17打点、打率.405であと一歩で三冠王。高橋由伸以来の即戦力スラッガー候補。

陶久亮太 投手
3年 帯広農

右右
177cm
68kg
昨秋は10試合全てに登板し4勝をマークしてMVP。神宮大会では1回戦の九産大戦で先発、7回まで完封ペースも8回に失点し同点に追いつかれる。9回6安打6奪三振3失点で降板した。
今春はインフルエンザにかかったものの5月29日の旭
B
福谷浩司 投手
3年 横須賀
右右
182cm
85kg
1年生から活躍し、今春はリリーフとして12試合に投げて防御率0.59で最優秀防御率。155kmのストレートは重くて前に飛ばない。 玉井大翔 投手
1年 旭川実
右右
178cm
68kg
春のリーグ戦では開幕となる4月30日の北海道教育大函館校戦で1年生で公式戦初登板でノーヒットノーラン(打者29人、球数129、奪三振12、内野ゴロ12、外野フライ1、四球2、犠打1、失策1)を達成!5月28日の旭川大戦で3安打完封勝利を挙げるなど5勝をマーク、大活躍の1年生投手。 A
竹内大助 投手
3年 中京大中京
左左
177cm
75kg
昨春にはノーヒットノーランでリーグ6勝、今春も4勝2敗で高いレベルで実績を残す快速左腕。 A 佐藤賢太 投手
2年 苫小牧中央
右左
178cm
75kg
高校時から142kmをマークするストレートで完全試合を達成するなど11球団注目。キレの良いストレートに高速スライダー。 B

山崎 錬 内野手
3年 慶應義塾

右右
176cm
80kg
塾高では2008年に甲子園ベスト8の立役者。大学でも3番を任され勝負強いバッティングを続けている。 A トマセン・ダニエル
外野手
4年 神戸広陵
右右
182cm
85kg
110mの強肩だが指名打者での出場も。昨年秋にリーグ2位の打率.500に2本塁打で優秀選手と外野手として2度目のベストナイン。今秋も打率.520で首位打者と指名打者でベストナイン。高校通算18本塁打のパワーも健在。 C
山形晃平 投手
2年 土佐
右左
176cm
74kg
1年生で150kmの速球を見せた快速投手。押さえとして登板する。 A 杉谷翔貴 外野手
4年 帝京
右左
180cm
81kg
高校では弟の拳士(現日本ハム)と兄弟で甲子園出場。センバツでは広陵・野村(現明治大)から満塁弾。3年になり打率.395で2本塁打と活躍を見せ始める。 C
白村明弘 投手
2年 慶應義塾

右左
187cm
80kg

高校時もドラフト1位候補。153kmを記録するストレートで今春の東大戦でリーグ戦初勝利。 A 山城明久外野手
2年 沖縄水産
右左
173cm
68kg
沖縄水産では3年の夏に勝利打点2のチャンスに強いバッティングを見せた。大学でも代表決定戦で12回にサヨナラ安打。 C
田村圭 投手
3年 慶應義塾
左左
185cm
86kg
高校時にエースとして甲子園ベスト8に貢献。大型左腕投手としてプロもマークを続けているが、今春にようやくリーグ戦初勝利。球威を取り戻すことが課題。 C 風張蓮 投手
1年 伊保内
右右
179cm
76kg
伊保内高校では無名校ながら147kmの速球にプロ12球団が注目、ドラフト上位候補にも名前が挙がったが、大学に進学した。 A


東京国際大(東京新大学野球) 東京情報大(千葉県大学野球)
伊藤和雄 投手
4年 坂戸西
右右
183cm
78kg
春季リーグで創価大を相手に完封勝利を挙げた145km右腕。 B 菅野智也 投手
4年 東総工
右右
186cm
68kg
3年生の春に5勝を挙げたエース。今春も5勝0敗で負けなし。制球力が持ち味の好投手。 B
沖野哲也 捕手
3年 広島工
右右
185cm
80kg
高校通算48本塁打のスラッガー。昨春も2本塁打をマーク。 B

 

日本体育大学(首都大学野球) 奈良産業大(近畿学生野球)
辻孟彦 投手
4年 京都外大西
右右
182cm
86kg
今春、1リーグで10勝の新記録、147kmのストレートはキレが凄まじく、空振りを奪える球。 A 河津尚幸 投手
4年 市川
左左
179cm
72kg
2年秋に防御率0.35でリーグ1位、最優秀投手。昨年の選手権では1回戦で7回5安打10奪三振の好投をみせた。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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