オリックス、５位指名の中川拓真選手に指名あいさつ「上位候補の捕手が残っていた」

オリックスは、ドラフト5位で指名した豊橋中央の中川拓真選手に、担当の谷口スカウトなどが指名あいさつをした。

残ってくれていて本当に良かった

中川拓真選手は高校通算40本塁打以上の長打力を持ち、またセカンドまで1.8秒台の送球を見せ、注目されていた。指名あいさつをした谷口スカウトは「打撃は長打力が魅力で肩も強い。打てる捕手というのは貴重な存在。明るくはきはきとしている性格も含めて楽しみ。」と評価した。

また、谷口スカウトは、「上位候補の捕手が5位で残ってくれていて本当によかった」と話し、球団では上位候補として評価していたことを明らかにした。

オリックスは2位で最も高く評価していた高校生外野手の元謙太選手を指名、また3位でも高校生外野手の来田涼斗選手を指名した。本来なら3位か4位のところで中川選手の指名を予定していたのではないかと思う。4位に中川颯投手を指名してから、5位までの折り返しの間に中川選手は指名されず、縁がつながった。

オリックスは若月選手、伏見選手がマスクを被るものの、特に若月選手を正捕手として起用したが打撃が上がらず、打てる捕手の獲得が補強ポイントだった。数年後に長打力のある中川選手の獲得が、今年のドラフトの最大のポイントと言われるような成長を期待したい。

担当の谷口スカウトも「打撃は長打力が魅力で肩も強い。打てる捕手というのは貴重な存在。明るくはきはきとしている性格も含めて楽しみ。上位候補の捕手が５位で残ってくれていて本当によかった」と高評価した。