大谷翔平選手、メジャーへの道に触れる

北海道日本ハムドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 北海道日本ハム・大谷翔平選手が北海道にある北海道日本ハムの施設を視察した。北海道日本ハムは2軍の拠点が千葉県・鎌ヶ谷市にあり、当分は千葉で過ごすことになると思うが、北海道寮では空き部屋になっているダルビッシュ投手のいた部屋を視察した。1軍に上がれば最初は寮に入ることになる。まずは、この部屋を目指すことになる。

 大谷選手はダルビッシュ投手がここで過ごした事を聞くと、「そうですよね。すごくありがたかったです。きれいで、良かった。こういう場所にいられるのは幸せなことです」と話した。誰かに先を越されず自分がここに入るという思いを持ったことだろう。

 練習施設では北海道日本ハムからメジャーリーグに渡り活躍を見せている・レンジャース・建山投手と出会い、「トレーニング中だったので、話せなかったですけど、頑張ってと言っていただきました」と感激していた。ダルビッシュ投手の軌跡、そして現役メジャーの建山投手と、国内で活躍してメジャーでも活躍する先輩の姿を見て、あらためて国内でプレーする選択をして良かったと思っているのではないだろうか。

 大谷選手のインタビューを聞いていると、丁寧な言い回しを丁寧すぎるほど使い、回りに気を使う本当にいい性格の選手だと思う。ただし、気を使うのは、インタビューやファンに対してだけで良い。野球のプレーでは自分をどんどん前に出して、自分の意思を通して欲しい。これから、投手、野手の二刀流に挑戦するが、野手でいくべきだ、投手でいくべきだ、などを新聞やコーチや監督から言われる機会が多くなるだろう。また投手だったとしてもフォームをこうしたほうが制球力が良くなるなどと、いろんな人からいろんなアドバイスをされる。

 その時、気を使って言うことを聞いてしまうと、フォームもバラバラになってしまうことがある。横浜DeNA・筒香選手も最近、「今年はいろんな人の意見を聞き過ぎた」と話している。野球の事については生意気と思われるくらいがちょうど良い。ダルビッシュ投手のように自分の考えを主張して欲しいです。

 

大谷、ハム充実施設&大雪&建山に感動! - ニッカンスポーツ:2012/12/27

 26日、札幌市内の合宿所、室内練習場を見学。合宿所のトレーニング室に足を踏み入れると、自主トレ中のレンジャーズ建山と、偶然顔を合わせた。「トレーニング中だったので、(多くは)話せなかったですけど…。『頑張って』と言っていただきました」。メジャーへ強い憧れを抱いているだけに、感激の出来事になった。

 

 朝から、テンションは上がっていた。この日の札幌は猛吹雪に見舞われ、JRが一時運休する交通パニックに。除雪のされていない道路は大渋滞となり、午前中に済ますはずだったメディカルチェックも開始と終了が遅れた。「こういう日に来られたことが良かったです。北海道を経験させてもらいました」と、心を躍らせる貴重な体験になった。

 

 感激は、他にもあった。合宿所内の個人部屋の見学では、同施設で寝泊まりすることもあったダルビッシュの影を追った。昨年まで在籍していた絶対的エースも使っていたことに話が及ぶと「そうですよね。すごくありがたかったです。きれいで、良かった。こういう場所にいられるのは幸せなことです」。前日25日の札幌ドームでの“仮想投球”&“仮想打撃”に続き、プロのイメージを膨らませていった。

 未来の新人があこがれる一室になりそうだ。札幌寮で空室となっている“ダル部屋”について、球団幹部は「そこの(活躍する)歴史みたいなのを作ってくれることはいいこと。他の部屋との兼ね合いもあるけど、本人が望むなら」と説明。日本ハムでは、1軍定着した選手だけに札幌定住が認められ、大谷ら新人は来年1月に千葉・鎌ケ谷の2軍寮に入寮。黄金ルーキーは1軍の座をつかみ、ダル同様のブレークを期待された。

 

 この日は、メディカルチェックを受けてから、札幌寮と室内練習場の見学を行った。「全体的に広い。生活できるのは幸せ」。豪雪の影響もあり寮への到着が約1時間遅れたが「すごくいい経験。あっち(地元・岩手)の雪は、こっちの半分。北海道を感じれました」と意に介さなかった。

 

 25日の入団会見が大々的に報道されたことに「新聞は見ましたけど、テレビは恥ずかしいんで見れませんでした」。球団関係者との夕食では、初めてジンギスカン料理を口にした。「早くこっちに来て頑張りたい」と改めて決意を口にした。

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