花巻東・大谷翔平投手、6回を投げて12奪三振も7四死球で3失点

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 春季岩手大会では花巻東vs専大北上の試合が行われ、注目の花巻東・大谷翔平投手が初登板すると、3回までノーヒット7奪三振のピッチングを見せた。しかし4回に四球を与えたあとにタイムリーヒットを浴び2失点すると、6回には4つの四球に2つの失投でノーヒットで1点を許すなど、センバツ大会同様の荒れたピッチングとなった。

 結局6回で降板し、1安打12奪三振も7四死球で1失点と課題の残る投球となった。チームは3-3から8回までに11-4と点差を広げコールド勝ちを収めた。

 練習試合では四球も2つ、4つとまずまず抑えられているが、公式戦になると?球が荒れてしまう。故障の影響というよりは、フォームがまだ固まっていないのと精神的に優しい選手なのかもしれない。土日に連投を経験するなど実戦経験も積んでいるが、公式戦で負けたら終わりという場面での経験がまだ足りないのだろうか。

 この日は5球団6人のスカウトが訪れ、北海道日本ハム・山田GMは「ボールはセンバツの時よりずっとよくなっている持っている素質は投手としても超高校級だろうと思う。」と話し、北海道日本ハムは確実の1位指名をするだろう。しかし大谷投手には長い目で見る必要がありそうだ。プロ球団でも2,3年はじっくりと育てて、ゆっくりと不動の自信を付けていくような環境と覚悟が必要だろう。

花巻東・大谷6回12K3失点/高校野球 - 
ニッカンスポーツ・コム
:2012/05/26

 岩手では今秋のドラフトの超目玉、花巻東・大谷翔平投手(3年)が専大北上戦でセンバツ後初の公式戦マウンドに上がった。先発して3回までは完全、7三振を奪ったが、四死球と安打で逆転を許した4回から急変。6回には4連続四死球と暴投で失点し、この回で降板した。それでも冬に覚えたフォークを多投するなど、夏に向けて明確なテーマを持ったマウンドだった。

 不完全燃焼に終わったセンバツから2カ月。今春の公式戦4戦目にして初めて上がったマウンドで、大谷がいきなり本来の力を見せつけた。スピンの利いた直球で打者を追い込み、フォークで空を切らせる。「真っすぐでカウントを取り、決め球にフォーク」の意図通り、3回までに7三振の圧巻の内容。満員のスタンドも色めき立った。

 日本ハムなど5球団6人のスカウトは「バランスがよくなった」と口をそろえた。甲子園では上体が突っ込み、制球が乱れた。花巻に戻ってからは、下半身主導のしなやかなフォーム固めに時間を割いた。「横投げ」を防止するため、得意のスライダーを強豪校との練習試合で封印したことも。最速151キロの直球もこの日、148キロまで復活。193センチの全身をスムーズに駆動させ、糸をひくような球がミットに吸い込まれた。 全文はニッカンスポーツ・コムをご覧ください。

花巻東・太田、勝ち越し一掃打…春季高校野球岩手県大会 - 
スポーツ報知:2012/05/26

 8回2/3、11四死球、9失点(自責5)で敗れたセンバツ初戦から65日。花巻東・大谷が公式戦のマウンドに帰ってきた。6回を投げ、被安打は1本、12三振を奪ったが、7四死球で3失点。6回には暴投で1点を献上する場面も。大谷は「四球を連続で出して自滅した部分がある」と分析。球場には5球団6人のスカウトが集結。日本ハム・山田GMは「ボールはセンバツの時よりずっとよくなっている」と目を細めていた。

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