北海道日本ハムは８月２６日に、札幌ドームでスカウト会議を開き、ドラフト指名候補を１０２人に絞り込んだ。その中でドラフト１位候補は１２人で、日本体育大の矢澤宏太選手、高松商の浅野翔吾選手などが入った。
スカウト会議
スカウト会議には稲葉GM、大渕スカウト部長が参加して行われ、ほぼ最終的なドラフト指名候補をリスト化した。１０２人のうち、高校生：大学生：社会人の割合は４：４：２だという。
新庄監督は会議には参加しなかったものの、「一番注目が集まっているのは矢澤くんかな」と話し、日本体育大の矢澤宏太選手の名前を挙げると、「打つ、走る、投げる、3つある。僕の考えでは野手でお金をもうけた方がいい」と二刀流ではなく野手としてのプレーを期待した。そして、「全員欲しい。タダですから、言うのは」と話し、１２人を全員欲しいとアピールした。
また、大渕スカウト部長は、高松商の浅野翔吾選手について、「すごいのはわかっていたけど、大舞台であれだけやってのけるのはすごい」と甲子園で３本塁打を放った事を高く評価した。また、メッツ傘下でプレーする加藤豪将選手を新庄監督が注目していることについて稲葉GMは「どうしようかなという話し合いにはなっています。そこの本人の意向も含めて」と話し、日本でプレーする意思があるかを確認しているとした。
ドラフト１位候補１２人を予想すると、今年は即戦力の候補が多いと見られ、矢澤選手、浅野選手の他には
蛭間拓哉・早稲田大
吉村貢司郎・東芝
曽谷龍平・白鴎大
荘司康誠・立教大
斉藤優汰・苫小牧中央
山田陽翔・近江
益田武尚・東京ガス
松尾汐恩・大阪桐蔭
森下翔太・中央大
山田健太・立教大
などが入っているのではないかと思う。
また北海道関係者は６人入り、うち高校生が４人で、その中には知内の坂本拓己投手が入っているという。苫小牧中央の斉藤投手、東海大札幌の門別投手も入っていると見られ、他の高校生ではプロ志望の状況次第だが東海大札幌の唐川侑大選手、札幌大谷・森谷大誠投手、クラーク記念国際・辻田旭輝投手などが候補と見られる。
大学生では北海道大の宮澤太成投手などが挙げられるが、北海道関係ということで北海道出身の選手の可能性もある。
北海道関係者は全体で6人、うち高校生が4人という。新庄監督は「一番注目が集まっているのは矢沢君かな」と日体大の二刀流の名前を挙げ「野手でお金をもうけた方がいい」と、野手専念で高評価。
1位候補は高松商・浅野、日体大・矢沢ら12人。大渕隆GM補佐兼スカウト部長は、今夏甲子園で3本塁打した浅野について「凄いのは分かっていたけど、ああいう大舞台であれだけやってのけるのは凄い」と評価が上がったことを明かした。
「今１番注目が集まっているのは矢沢くん」と“二刀流”の日体大・矢沢宏太投手の名前を挙げ、私見として「（獲得するなら）バッター。僕の考えでは野手でお金をもうけた方がいいかなと思う。後は、本人の気持ちがすべて」と話した。
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