巨人がスカウト会議、佐々木朗希投手、奥川恭伸投手など約10人を1位候補

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巨人は5月10日に都内の球団事務所でスカウト会議を開き、大船渡・佐々木朗希投手、星稜・奥川恭伸投手など約10人をドラフト1位候補として挙げたことが分かった。また全体では約160人をリストアップした。

Aランク

巨人は例年、センバツで1回戦が終わった4月上旬と、大学選手権のある6月中旬ごろにスカウト会議を開いていたが、今年はセンバツ後のスカウト会議の報道はなく、5月のこのタイミングでのスカウト会議となった。

“巨人 スカウト会議” の検索結果・・・巨人のこれまでのスカウト会議

そして毎年、ドラフト1位候補で指名しなければならない選手をAランクと評価し、10人前後をリストアップしている。ちなみに2018年は東洋大・甲斐野央投手、梅津晃大投手、上茶谷大河投手、日体大の松本航投手、東妻勇輔投手の5投手と大阪桐蔭の藤原恭大選手、根尾昂選手を含めた10人をリストアップし、2016年は創価大・田中正義投手、履正社・寺島成輝投手、日大・京田陽太選手、中京学院大・吉川尚輝選手、東京ガス・山岡泰輔投手、明治大・柳裕也投手、桜美林大・佐々木千隼投手、横浜高・藤平尚真投手の8人をAランクとしている。そしてドラフト会議では、実際にこの中から1位指名をしている。

今年のスカウト会議でも約10人をAランクとし、長谷川スカウト部長は「佐々木君、奥川君は高校生というだけではなくて、どれくらいのスパンで1軍のマウンドに上がれるのか興味を持ってもいい選手だと思います」と、大船渡・佐々木朗希投手、星稜・奥川恭伸投手の名前を挙げた。特に佐々木投手については「今、パッと1軍のゲームで投げたって、バッターはなかなか打てないぐらい」と話し、「評価していない人はいない。ポテンシャルの高さや身長を考えたときに高くなるのは当たり前」と話した。

ただし、即戦力と評価したものの、実際の来年の起用法については慎重さも見せ、「最初から1軍でずっとローテーションとは考えていない、というのはみんなの意見でした」と話し、獲得が実現できたとしても、育てながら起用する方針を示した。ただし、佐々木投手が骨密度の測定結果などにより、現在、抑えながらの投球をしていることも踏まえ、「指導の方針なので我々が言えませんが、どこかでブレーキを外して鞭を入れなければいけない。我々もその時期を見極めていかないといけない」と話した。

Aランク10人の予想

Aランクを10人として予想をすると、横浜・及川雅貴投手、創志学園・西純矢投手、明治大・森下暢仁投手までの5人までは確実に入っているのではないかとみられる。

残りの5人はチーム方針にもよってくるかもしれないが、投手ならばJR東日本・太田龍投手、東海理化・立野和明投手、東芝・宮川哲投手、日大三・井上広輝投手、東北福祉大・津森宥紀投手などが、捕手や野手を必要としているならば東海大・海野隆司選手、東洋大・佐藤都志也選手、慶応大・郡司裕也選手、東邦・石川昂弥選手なども挙げられそうだ。

また巨人は、1軍戦力が整っている事から昨年のドラフト会議では1位の高橋投手以外は高校生の指名が続き、1位も根尾選手を指名していた。今年も同様の方針であれば、智弁和歌山の東妻純平捕手や近江の有馬諒捕手を高く評価しているかもしれない。

長谷川スカウト部長は「1位候補の中ではまだ順位付けはしていない」と話しているが、今年のドラフト会議では、佐々木投手、奥川投手がずば抜けて評価できるが、1位候補を現時点で12人挙げるのはなかなか難しい。これから成長してくる選手が一気に注目されるかもしれない。スカウト活動はこれからが本番となる。

2019年ドラフト指名予想
“巨人 スカウト会議” の検索結果

長谷川国利スカウト部長(56)は「1位候補の中ではまだ順位付けはしていない」と前置きしたうえで、「ポテンシャルの高さや身長を考えたときに(評価が)高くなるのは当たり前」と語り、今後も1位指名の有力候補として注視していく方針。

4月に163キロを計測した佐々木については「今パッと1軍のゲームで投げたって、バッターはなかなか打てないぐらい」と評価。会議では「最初から1軍でずっとローテーションでということは考えてない」と長期的な視点も話し合われた。

最速163キロ右腕で注目を集める大船渡(岩手)の佐々木朗希投手(3年)がプロ志望届を提出した場合は、複数球団の1位指名が確実視される。長谷川スカウト部長は10人ほどいる1位指名の候補として挙げ「評価していない人はいない。あのポテンシャルの高さと身長。考えれば当然」と話した。

今秋のドラフト1位候補には、“令和の怪物”こと、大船渡(岩手)の163キロ右腕・佐々木朗希(ろうき)投手(3年)や、星稜(石川)のエース奥川恭伸投手(3年)ら、投手を中心に10人程度をリストアップ。

佐々木について同部長は「評価していない人はいない。ポテンシャルの高さと身長を見れば(評価が)高くなるのは当たり前」と話した。「フラットで」と1位候補の中の順位付けは行っておらず、今後もその動向を注視していく。

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