阪神、奥川恭伸投手がドラフト1位指名最有力に

星稜高, 奥川恭伸

阪神はドラフト1位で、星稜の奥川恭伸投手の指名を最有力としていることが分かった。

最後は監督が決める

阪神は夏の甲子園決勝時に、球団副社長兼球団本部長の谷本氏が「極めて高い評価ですね。もともと高い評価です。大観衆のなかでも臆せず投げられるのもスゴイ」と絶賛をしているが、甲子園、そしてU18代表のカナダ戦での18奪三振の投球など国内外で圧倒的な力を見せ、フロント内ではドラフト1位最有力の候補としている。

しかし、阪神は最終的なドラフト1位指名を現場のリーダーである監督が決定する。そしてこれまで、金本監督は2015年に高山俊選手、2016年に大山悠輔選手と、投手指名の予想に反して野手の指名をし、ドラフト当日にサプライズ指名をしていた。

そして阪神は、2017年も馬場皐輔投手の1位指名となったが、野手の清宮選手、安田選手を1位指名し、昨年も藤原恭大選手、辰己涼介選手、そして近本光司選手を指名するなど野手の1位指名が続いており、今年、近本選手が大きな活躍を見せている。鳥谷選手を戦力外にするなど、遊撃手・内野手は補強ポイントになっているものの、メッセンジャー選手が引退し、藤浪投手の復調もできておらず、西投手に頼る投手陣の立て直しも迫られている。

望月投手、才木投手といった若い投手陣がいる中で、奥川投手を入れる事で大きな刺激にもなるし、奥川投手は1年目でチームのエースになる力を持っている。先発の柱になれる投手で、獲得できれば5年~7年はエースの補強を考えなくても良いかもしれない。

最終的に1位指名を決定する矢野監督も、今年1年間を戦い、先発が必要と感じていると思う。今年は佐々木朗希投手、森下暢仁投手という1位候補もいるが、即戦力であり年齢も若く、フロントが推す奥川投手の指名で納得するのではないかと思う。ただし、奥川投手には中日の1位指名は固く、U18代表の投球を見て佐々木投手、森下投手と比較してもNO.1と評価する球団は多いとみられ、4球団から8球団くらいが指名をしてくると予想され、その状況を見て佐々木投手、森下投手の事を考えるという感じになるだろうか。

抽選で外した場合、西純矢投手、または左腕の河野竜生投手など投手の指名の可能性もあるが、補強ポイントとしている高校生捕手として東妻純平選手などの名前も挙がる。そして遊撃手は即戦力なら大阪ガスの小深田大翔選手、高校生なら紅林弘太郎選手、武岡龍世選手などを指名して行きたい。

昨年は外野手の指名にこだわった1位指名だが、今年はドラフト1位指名の抽選を当てるか外すかで、指名する選手のポジションも変わってくるかもしれない。

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大舞台で発揮した実力と経験値。最速158キロの直球に落差のあるスライダー。高校生とは思えない完成された投球術を、阪神は高く評価する。今夏の甲子園決勝を視察した阪神谷本修球団副社長兼球団本部長は「パワーありますよね。馬力ありますよね。馬力あるし、縦のスライダーも素晴らしい。極めて高い評価ですね。もともと高い評価です。大観衆のなかでも臆せず投げられるのもスゴイ」と賛辞の言葉を並べていた。10月17日のドラフト会議まで1カ月を切るが高評価は揺らいでいないようだ。


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