明治神宮大会準決勝では、星稜高校が豊川から15点を奪った。萩原獅士選手の2戦連続ホームランや芦硲晃太選手のホームランなど圧倒した。
攻撃で
星稜は4番サードで出場した萩原獅士選手が2回、2アウト2塁の場面で打席に入ると、ストレートを叩き、打球はレフトスタンドに飛び込む2ランホームランとなった。青森山田戦でも3回に2ランホームランを放っており、2戦連発の高校通算14号ホームランに、「バットに当たる前から来たなと思いました。打った瞬間に確信しました」と話した。
萩原選手は、大会前のチーム評価で、星稜は「投手がいいって言われていて、んって部分はありました。」と話し、「打撃には自信がある。こっちも見てほしいなと思っていたので、こういう結果を残せてよかったです」と評価を見返す打撃となった。
また4回には芦硲晃太選手がライトポール直撃の2ランホームランを放つ。「捉えた感覚はよかったのであとは角度の問題だった。ポールに当たって入ってくれてうれしかった。」と話した。この日は5打数4安打6打点の活躍で、「自分の結果より、この準決勝を全員で勝ち切ろうと。とりあえず勝ててよかった」と勝利に貢献したことを喜んだ。
芦硲選手は少年野球時代にU12アジア選手権の代表に選ばれると、9番セカンドで出場し銅メダルを獲得した。星稜に進むと1年夏の甲子園にも出場し、2回戦の創成館戦ではライトの特大のファウルを打つなど打撃の力を見せていた。この日はしっかりとホームランを放ち、6打点の活躍を見せて星稜に芦硲ありと見せつけた。
迫力のある星稜打線が帰ってきた。まずは今日の決勝の作新学院戦、そして来年センバツが楽しみだ。
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