北海道日本ハム・大谷翔平投手、東京ヤクルト・山田哲人選手、若手躍動!

山田哲人, 大谷翔平

 プロ野球は若手が躍動している。19歳の大谷翔平選手(北海道日本ハム)はこの日の横浜DeNA戦で4試合連続で160km/hを記録し、6月は3勝0敗、防御率1.37で月間MVP候補に挙がる。また東京ヤクルトの21歳・山田哲人選手は交流戦での打率を.378とし史上最年少の首位打者を確定的にした。

大谷翔平投手

 大谷翔平投手はこの日ストレートが150km/hを割り、140km/h台を記録すると「調子が悪いのでは」と心配される程の投手になっている。本人も「あまり良くなかった」と話したが、それでも4回までノーヒットに抑える。グリエル選手にタイムリーを浴びたものの、その後は160km/hのストレートで打ち取り、7回4安打2失点で7勝目を挙げた。

 まだ19歳である。しかしプロ野球の世界においても、プロのバッターがバットに当てるのがやっとというような球を投げ、コントロールも定まり、変化球も決まる。

 昨年は二刀流として騒がれたものの、結果としては投手として3勝、打者で3本塁打に終わった。今年はキャンプから投手に力を入れる年と話し、それを実践するともう7勝を挙げてしまっている。まだまだ底知れない選手だ。

 

山田哲人選手

 山田哲人選手は2010年のドラフト1位で、ヤクルトはドラフト1位で斎藤佑樹投手、塩見貴洋選手の抽選を外し、外れ外れ1位で獲得した選手だった。

 2011年は2軍で過ごしたものの、クライマックスシリーズではいきなり1番遊撃手で起用されるなど期待は高く。昨年は打率.283を記録した。

 プロ入り4年目で今年の大学生のドラフト候補と同学年となる。履正社高校時代は早稲田大・中村奨吾選手(天理出身)などとともに注目されており、山田選手はプロで、中村選手は大学で成長している。

 プロ入りするであろう中村奨吾選手と山田選手。チームメイトとなる可能性もあるが、共に注目される二人だ。

 全身の力をみなぎらせた1球で、ピンチをしのいだ。大谷はピッチングの勢いのまま、体を一塁方向に反転させると、グラブを2度強く叩き、雄たけびを上げた。4点リードで迎えた6回。3安打などで2点を許し、なおも2死三塁。バルディリスへ投じた2球目、4試合連続となる自己最速タイの160キロ直球で、二ゴロに抑えた。「何とか抑えられてよかった」。剛速球で相手の勢いを止めた。

 絶対に抑える。強い気持ちがボールに乗り移った。6回1死一、二塁からグリエルに右越え二塁打を許すなど2点差に詰め寄られた。なおも2死三塁。大谷のギアが無意識に1段階上がった。

 「きょうは空振りが取れるイメージがなかったが、その代わりに(球威で)バットを押し込んで内野ゴロを打たせるイメージができていた」

 交流戦の首位打者を争うヤクルトの山田は5回、左前安打を放った。「めっちゃ、うれしかった。うまい具合に抜けてくれた」。6、7回は四球を選び、3打数1安打で3割7分8厘とし、セ・リーグの打者では2008年の金本(阪神)以来となる1位の座をほぼ確実にした。


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